『千葉会的なゲームマーケット』 |
話を聞くと、台湾の方が秀吉の朝鮮出兵のゲームを作り、5個だけ試験的に持ち込んでおり。そして今回は正規版として、大量に持ち込んだのでした。
前回は時間の関係で説明を受けただけだったが、今回はaoさんと(少しだけだが)対戦させてもらった。
特徴的なのは、ユーロゲームを強く意識して作られていること。
そのため、ルールはシンプルであり、プレイで使う駒は木製のブロックでできている。それにアジア的な味付けが加えられているため、非常に贅沢な見栄えだ。
ゲームの内容を見ていくと、ゲームの焦点を補給ポイントに絞っている。
これがないと兵員の募集や移動、そして攻撃さえできない。
戦闘の解決も専用ダイスを振るのだが、それには命中する敵の種類が描かれている。
種類には、良くあるように、陸上の部隊、海上の部隊、その両方、将軍、そして敵の補給がある(もう1つあったけど、忘れた)。敵の補給ポイントに当たると、それだけ敵から補給ポイントを奪えちゃう。
将軍は史実だけでなく、伝説として語り継がれているものもあり。しかも、カッコ(・∀・)イイ!!イラストに、程よい加減の特殊能力を持ち。将軍だけでは勝てないけど、沢山いるとかなり戦況を左右する。
そして1つのターンに2回のイベントが起きる。これも一撃で部隊が消滅などではなく、ジワリと効いてくるように調整されている。
以上を総合すると、かなり絶妙に調整されているようだ。
本格的に対戦したかったのだが、さすがに自分のブースをそれなりの時間を空けるのはダメっしょ。『壬辰之戰 Far East War 1592』のことを思い出して、アレコレ考えている。そうするだけでも、十分楽しめるのだから、いいゲームなんだろう。
今回のゲームマーケットで最注目だよ、オレ的には。