『虎の尾を踏むなど』 |
ASL AP94『SHOW OF FORCE』
『セットアップ』
陣営はいつものようにDRして決め。私がソ連軍、ルセロさんがドイツ軍でした。
シナリオの概要なのですが、1943年のロシアが舞台。
ソ連軍の守る村に、ドイツ軍が攻撃をしかけます。
ソ連軍の戦力ですが、6個分隊、指揮官2人、MMG×1、LMG×2、ATR×1。それにT34/76×1、Art76L(ラッチェバム)×1が支援としてあり。3ターンにT34/76×2、T26、それに2個分隊が増強されます。
ドイツ軍は1ターンに、4号F型×2、3号N型×1、それにタイガー1型×1が登場。さらに、2ターンに主力が登場。ハーフトラック乗車の歩兵が6個分隊。それに3号火炎放射戦車が1両追加されます。SW(支援火器はいいや、メンドイから)
この戦いのポイントはいくつかあって。
1つ目はハーフトラック。これをソ連軍がSWで削れるか。
2つ目は、タイガーをどうすんべ。T34/76やラッチェバムでは撃破できない。
なお、シナリオの時期の指定で麦畑はなく。日暮れで暗い。
『1ターンのドイツ軍』
タイガーを建物にこもるT34/76の正面へ。
2両の4号戦車は左翼(写真:ソ連軍から見て)へ。1両はソ連軍の後方へ進出すべく長躯進撃。もう1両はその支援。
右翼には3号戦車を展開。前衛のソ連軍を下がらせない構え。
3号戦車はラッチェバムの正面だったんですよね。
この時点で撃つか悩んだのですが、もう少しドイツ軍の展開を待つことにしました。
『1ターンのソ連軍』
ソ連軍はじりじりと後退。
タイガーに狙われたT34/76も何とか逃げられ。やれやれ、みたいな。
そうそう、タイガーにしろ4号戦車にしろ。何かと機関銃を壊している模様。
『踏まれた模様』
ルセロさんはですね。3号戦車を突進。
ラッチェバムの燻りだしだったのですが、ホントにいまして。二人して「ああっ、踏まれた!」「本当にいやがった!」などと動揺。
踏まれたラッチェバムの射撃も、踏んだ3号戦車のお返しも当たらず。
3号戦車が通り過ぎて、一連の騒動は終了。
そうそう、この踏んだ時に、オーバーランができるかどうか、分からなかったけ。
『2ターンのドイツ軍』
ドイツ軍なのですが、ソ連軍の後方へ3・4号戦車やハーフトラックを回り込ませ。
正面からはタイガーと3号火炎戦車に支援された歩兵で押すつもりか。
ソ連軍はハーフトラックを狙ってATR(対戦車ライフル)で狙ったが、撃破できず。ここらで1両喰えたら楽なんだけどなー。
『2ターンのソ連軍』
ソ連軍は、またもやジリリと後退。
すると、ドイツ軍の射撃が当たり。MMG4-4-7とLMG4-4-7がPTCを通らず、固まる。
9-1指揮官は通ったので、自発的混乱もあり得たのですが。ヘタに混乱したら、ハーフトラックが寄って来て、追い回されるだけ。
ここは、こいつら根性に任せた。
それから、最後方に侵入した3号戦車に対抗して、T34/76が建物へ突入。
「ガチンコ勝負だ、オラ!」状態。
ATR分隊がドイツ軍歩兵からの射撃を受けて混乱してますね。
7火力+2DRMを耐えないのは、厳しいです。
『総崩れでござる』
3ターンは、ドイツ軍にツキがあり、行動も手堅かった。
おかげで、ソ連軍のセットアップされていた部隊は壊滅状態。
PINで動けなかったMMG4-4-7とLMG4-4-7の2個分隊は、3号火炎戦車に焼かれて。いきなり4KIAで消滅。
ラッチェバムはハーフトラックが突っ込んで来て。その白兵戦で負けてしまい。
ガチンコ勝負を狙ったT34/76は、タイガーに撃破され。
9-1指揮官はドイツ歩兵から白兵戦を挑まれ除去。
投了かな、とは思ったけど。増援がいくつか出て来るから、続けてみることに。
その増援も、仕方ないからスミで固まる。
ダメじゃん、オレ。
『結末の図』
最後はハーフトラックにVBMフリーズをかましているところに、DC(爆弾)を放り込み。
勝負を決めました。
ソ連軍の戦車は幾つか生き残っていますが、勝利条件と関わりがないんですよね。
ソ連軍といては、3号戦車を撃破したり。タイガーに歩兵を突っ込ませ撃破したり、と。
見どころはあったのですが、時すでに遅い。
小さいシナリオは序盤に崩れると、立て直しができんのですわ、はい。
でも、全6ターンの内で、5ターンまでかかったから、バランスは良いのかも知れない。
(了)