『トラトラを初めてみよう その3』 |
外交と物造り
『政治フェイズ』
お買い物が終わったら、外交と物造りです。戦争で壊しちゃうのに。
プレイヤーは順番にアクションカードやインダストリーカードを出していき。3人がパスを連続させると、政治フェイズは終りです。この「3人続けてパスで終了」はトラトラで基本となります。
例:西側(パス)⇒枢軸(パス)⇒ソ連(パス)⇒終了。って感じです。
『外交』
中立国を友達する効果があります。
プレイヤーは1枚ずつアクションカードを友達になって欲しい国を上にして出します。その時に、「ルーマニア」とか国名をいうのが、我々のハウスルール。言わないの分からないんですよね。上下に書いてあるから。
右上の2枚が西側、左上の3枚がソ連、そして下の11枚が枢軸の出したカードになります。他陣営の出したカードがかち合ったら、その時点で除去します(図ではXが付いています)。
上の図だと、西側の影響マーカー1個をUSAに。ソ連の影響マーカー1個をラテンアメリカに。
枢軸の影響マーカー1個をハンガリーと低地諸国とポーランド、2個をオーストラリア、3個をチェコに置きます。
影響マーカーは置かれた枚数により、その国に影響を与えます。
1枚:提携国となり、その国のPOPとRESは影響マーカーを置いている陣営が使えます。
史実のイメージ的には、ドイツに鉄鉱石を輸出していたスウェーデンですかね。
2枚:保護国になり、POPとRESは提携国と同じであるものの、この国を攻める(中立侵犯)ためには、保護している陣営への宣戦布告が必要になり、出てくるユニットは保護陣営のもの。いわゆる安保条約を結んでいるような感じです。史実では、ソ連に攻められ、ドイツに傾いたフィンランドが近いですね。
3枚:衛星国になり、以降は外交の影響は被らなくなり、その国の軍隊が陣営のユニットで登場。POPとRESは上記の2つと同じ。要は、同盟国ですね。史実のルーマニアやハンガリーです。
『物造り』
『工場作り』
工場を作ると、トラックのレベルを1つ上げます。
ソ連は7から始まり、他陣営から宣戦布告を受けるたびに、コストは5⇒3へと下がっていきます。
工場を作るためには、インダストリーカードの中央に書かれている数字。その合計をコスト上回るように一度に出さければいけません。
ちなみに、インダストリーカードの平均値は2.4です。ソ連が工場を作るには、3枚引いても微妙な数字です。
『技術開発』
ソ連が開発を目指すのはロケット砲です。次に歩兵の移動力を増やす自動車化ですかね。
それで1枚を表にして手前(特に置く場所は書かれていません)に置き、もう1枚を捨て札にします。ちなみに、秘密開発もでき、その場合は2枚を裏にして出し。そのまま手前に置いておきます。ただし、秘密開発は自分の保持できるカード枚数を減らします(政治フェイズが終わったら、手札制限の確認をする)。
原爆開発(Atomic Research)は、1~4までの開発段階があり。それを1から順番に4まで開発しなければなりません。ただし、仲間内で何十回もプレイしていて、一回も達成されたことはなく。
ネットでのプレイ報告では一回だけ見かけましたっけ。だから、無理だと思うんですよね。デザイナーの罠だと。
(続)