『蘇るスターリングラード』 その1 |
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~まだ慌てる時間じゃない~
『1ターン:ソ連軍』
ソ連軍の車輌を数えてみると1つ多い。ソ連軍はT34/85を買ったのだろう。
そして戦力を二手に分けている。
主力は左翼(ドイツ軍から見て、及び写真)であり、右翼にもある程度の戦力がある。
さあ、ゲームの始まりだ。
ソ連軍の前進は慎重かつ大胆だった。
①最初に行ったのは、T35/85と6-2-8によるAA(アーマー・アサルト)。
そこでマップに入ってから歩兵煙幕とsD(スモーク・ディスチャージャー)の試み。
sDは失敗したものの、歩兵煙幕は成功。
②ドイツ軍はLMGのみで射撃を行うが、萎縮して残留火力も残せない。
ここはケチらずに、分隊も撃つべきだった。それなら萎縮しても、最低限の残留火力は残せたのだから。
③続いて、OT34(火炎放射器付きT34)と6-2-8によるAA。
これも歩兵煙幕に成功。
yagi「煙幕が張れるなんて、ソ連兵らしくないな」など苦情を申し立て。
ザハ「45年ですからね。ソ連兵も学習したんでしょう」
④煙幕に隠れて1個分隊が走る!ここまで進出されるとは!
ドイツ軍の計算はご破算で願いましては、状態。
⑤教会の上にいたHSが撃ったものの、効果はない。
⑥ドイツ軍の主抵抗陣地の前にも進出。
⑦9-1+MMG6-5-8が狙い撃ちするが、出目が11。いきなりMMGが壊れるわ、6-5-8は5-4-8に落ちるわと、踏んだり蹴ったり。
⑧ソ連軍に寝返ったハンガリー兵が「私を撃って!」と。誰も相手をしないのでした。
⑨ハンガリー人は通しても、ロシア兵は通さない。
つもりだったが、一部は混乱させるものの、8-1+LMG4-6-8の射撃はDR10でLMGは故障。
このターンだけで、MMGとLMGが壊れる、散々な出足だった。
⑩T34/85はパンテルに撃たれない位置で一休み。
①OT34が主砲と火炎放射器を浴びせたものの、効果はなく。
ドイツ軍を安堵させる。
OT34の火炎放射器が2ヘクスまで32火力、3ヘクスなら16火力発揮できた。
驚いて確認すると、確かに32FPに下線が引かれており、間違いない。
yagi「ソ連軍らしく(ry」
他に大きな動きはなく、ジリリと進んだだけ。
②T34/85が主砲を打ち込んだ、けど外れたのみ。
③ハンガリー(3-3-6)人がドイツ軍の2-4-7に白兵戦をしかけて来たため、受けて立つ。
で、不意打ちを取り、3-3-6を除去して逃げる。
『1ターン:ドイツ軍』
ドイツ軍は全体的に戦線を下げる。
①増援で買ったIV号H型と対空ハノマークを左翼へ展開させる。
対空ハノマークは右翼へ送るつもりだったのだが、左翼の脆弱性を見ると如何ともしがたい。
ザハ「対空ハノマークがこの位置まで出てくるというのは、バックアップがあるからだな。でなければ、装甲の薄いハノマークがここまで出ることはないもんな」
と、呟く。
バックアップがあったのは正解なのだが、ここまで出たのには他にも理由がある。
実は、迂回中のLOSや移動に自信がなく。その事で悩むのが面倒だったから。
不得意なことで悩むよりは、得意なことに集中しよう、と。
『2ターン:ソ連軍』
ソ連軍はドイツ軍に撃たれる地点には出てこなかった。
①歩兵煙幕を楯に、無線機を背負った指揮官が走る!
それを止める手立てはドイツ軍にはない。
②先行したT34/85とOT34がドイツ軍の側面へと延翼。
パンテルを筆頭にIV号H型や対空ハノマークはまだ撃たない。
撃たないと言いつつ、IV号H型と対空ハノマークは撃っている。
両方ともに、LowAmmo(弾薬欠乏)マーカーが置かれているのが、その証拠。
ソ連軍は突撃フェイズにより、ジリリと前進。
ドイツ軍の前線に対峙し、攻撃態勢が整う。戦車の展開は遅れているが。
『2ターン:ドイツ軍』
前線のドイツ軍はスカルキング。一旦下がり、突撃フェイズに前進予定。
その前に、IV号H型と対空ハノマークが、右翼に展開したソ連歩兵へ猛射を浴びせる。
①ここで無線機持ちの指揮官が混乱。
この指揮官が混乱しとことは、両軍にとり予想外の展開を生む。
②ドイツ軍にとり意外だったのは、増援の部隊が射撃を受けたこと。
写真では分かり難いのだが、ソ連軍が高い地点にいるため、LOSが通ったのだ。
幸いにも、
4FP-2DRMと、結構危険な射撃だったものの、何とかくぐり抜け、一安堵。
この「高さを含めたLOSの見極め」などはルールの応用であり、ザハさんの知識には太刀打ちできない、と自覚してしまう。
それだからこそ、事前準備に時間をかけ、対戦時の集中を心がけた(でもポン酒は入れたけどね)。
意外だったことがもう一つ起きる。
ソ連軍のHMGのROFが回り捲り、対空ハノマークもIV号H型も「stun(操作班がモラルチェックに失敗して、欠員が出た状態)」となる。
ドイツ軍は前線でスカルキング。
最前線には2個分隊を置き(1つはダミースタック)、その後ろにケツ持ちがいる。
ソ連軍がこの最前線に割って入ると、下手に混乱すると逃げ場がない。
しかし、そのリスクを取らないと、最前線のドイツ兵は自発的混乱により逃げていかれる。
さあ、どうする?
【ハンセイ】
ここで分隊を展開させるべきだった。
最前線は分隊が担っているのだが、これは半個分隊でも要は足りた。
この辺りを思いつかないため、後々戦力不足を招くことになる。
(続)