隠蔽を上手く使おう【ルール知識共有】 |
隠蔽で一番大きいのが、自軍の布陣を知らせないこと。
▼これが
そこでじゃな。
▼こうしてな
防御側は戦力の1/3を節約できたけど、攻撃する側から見れば、上のような布陣と見間違えるんじゃよ。
でもってな。もっとエゲツないものあるんじゃ。
▼こんなことしてな
そこで寄ってきた敵を8-1+LMG4-6-7で痛い目に遭わせるんじゃ。
▼それからそれから
さっき、U5に向かって痛い目に遭ったから、今度は慎重になるじゃろ。
そこはダミースタックにしてな。
敵が撃っても、ダミースタックを排除すべく、入ってきても。どちらでも、ダミースタックは十分に役割を果たしたと思わんかん。
※2/12追記:隠蔽されているユニットが露見する条件を書いていませんでした。
基本的に、敵のLOS内で警戒移動以外の移動をする(警戒移動していても開豁地ならダメ)、敵からの射撃でPIN以上の結果を被る、敵ユニット(歩兵)が同じヘクス(正確には地域、迂回は除く)に入ろうとする、索敵の対象にされる、などあります。
AFV(車両)の場合は、隠蔽地形にないと敵のLOSに入った時点で露見して。大砲は射撃で色付きdrが5か6なら露見。
ですから、歩兵なら開豁地にいて敵のLOSに入ったとしても隠蔽状態は維持できたりします。
他にも色々と隠蔽状態を失う条件はあるのですが、書きだすと長くなるので省略します。ハッチを開けたり、歩兵煙幕やスモークディスチャージャーを張ろうとしたり、とかとか。
▼偽戦車
正確にいえば、”?”1/2カウンターは”?”5/8カウンターに変えられるじゃよ。
まあ、ダミースタックは隠蔽地形じゃないと置けんからな。注意しとくれ。
ただし、戦車にしろ対戦車砲にしろ、歩兵に化けたダミースタックにしろ。
慣れた人間なら防御側の射撃具合で、ダミースタックなのは読めてしまうんなじゃ。
▼狙撃兵避け
初期配置では隠蔽地形じゃないとイカンけどな。それ以降は相手の見えんとこなら、隠蔽状態(ダミースタック)を維持できるんじゃ。
そこでバレバレのダミースタックは、敵の狙撃兵の近くで。
地形効果がないところへ行っとくんじゃな。
こうすると、敵の狙撃兵が動いた時に、半分以上の確率でダミースタックに当たるんじゃ。ついでに、狙撃兵の面倒なところを書いておくぞ。
▼狙撃兵の大当たり
その時は、無作為選択して、誰に当たるか決める。
dr(ダイスを1個振る)して、一番大きな数字のユニットに当たるんだけど、それが同じだった場合が面倒。
▼無作為選択dr
8-1と4-6-7のdrが同じだったから、狙撃兵の持ち主はどちらに当たったか選べます。
普通は8-1を選ぶのね。色々あるから。
すると、8-1は除去されて、他の
※2/15:一部修正
▼再度無作為選択dr
※2/15修正:図は変更していませんが、再度狙撃兵drの対象になるのは、先に無作為選択で対象となった4-6-7だけでした。
※この一連の再度狙撃兵drについて蒼き臥竜さんかの指摘があり、その通りだったため、修正しました。
ルールブックの記述は以下の通り。
「無作為選択の結果、目標が複数になった場合、その内の1個だけが初めの狙撃drによって攻撃される(狙撃兵側が選択);残りについては、各々新たに狙撃dr を行う。狙撃はこのようにして選ばれた敵目標に対して解決されるが(以下略)」
狙撃兵の命中は、複数の目標になったものだけから選ぶのでした。
大昔に、教えてもらったのが、そのままになっていました。今回、その間違いを修正できたので、指摘に感謝致します。
▼LLMC
LMG4-6-7はDR”3”、4-6-7はDR”8”で混乱。
終わってみれば、このスタックは狙撃兵により無力化されたのでした。
これらの記事によって、手強いASLプレイヤーが増えるといいですね。
狙撃兵の大当たりについてですが、無作為選択を行って最大の目が複数あった場合、結果は該当する複数の目標全てに等しく適用されるのではないでしょうか?それともA.9のルールはどこかで改定されているのでしょうか。
いつも適当にやっていた狙撃兵を、この記事で改めて読み返すことができました。
さて複数に当たった時の再度狙撃兵drについてですが、これは最初に選択されたユニットだけにするのではないでしょうか?今回の例で言うと、左端の機関銃を持たない分隊だけ再度狙撃drをして、機関銃を持った分隊が復活命中を受ける事はないと、私は今まで解釈していました。
「無作為選択の結果、目標が複数になった場合、その内の1個だけが初めの狙撃drによって攻撃される(狙撃兵側が選択);残りについては、各々新たに狙撃dr を行う。」
の「残り」というのは文中にある「目標が複数になった」その残りであって、目標に選ばれなかったものも含めた区域全体の残りではないような気がします。
いかがでしょうか?