第23回千葉会の報告@土曜日版 |
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2023年 10月 21日
参加者は6名。 プレイされたゲームは以下の通り。 GMT『IMERIAL STRUGGLE』✕2 CompassGames『THE THIRD EOLD WAR』 ASL 187『MORGAN'S STAND』 ASL T3『RANGER STRONGHOLD』 最初の画像は土曜日の午後の全景。少々参加人数は少な目でしたね、やれやれ。 その他にも、興味深いゲームがプレイされていまして。2枚目はないかと評判のGMT『IMERIAL STRUGGLE』。3枚目はウォーゲーム界の異端児。第三次世界大戦ものです。 明日もありますんで。よろしくね。
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by Chibaclub
| 2023-10-21 19:30
| 千葉会の報告
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2023年 10月 18日
J241 『IT'S A BATTLEFIELD』 『5ターン:ドイツ軍』 【移動フェイズ】 ドイツ兵が詰めたものの、イギリス軍の射撃により多く(多くはないかな。それなりの数が正しい?)が撃退されています。 ①右翼のクロムウェルさんとドイツ軍戦車等についてです。主砲故障中のパンテルと4号戦車が、それらを直そうとしたところ、どちらも直らず。4号戦車などは完全に壊れたので帰還と相成りました。 ハーフトラックの避難にパンテルがsNを張ろう、としても失敗。致し方なしに、ハーフトラックが移動したところ、クロムウェルの大砲が命中。これはダメかを思われたのが、6ゾロで不発となり、逃げだしに成功したのでした。 【ターン終了時】 イギリス軍は崩壊寸前でした。この時点で気が付いたのですが。 右翼の歩兵で健全なものはなく、ドイツ兵が浸透するのを防ぐのは…、なくはないけどかなり苦しい。中央で頑張っているLMG4-5-8が無力化されると、そこから突破を防ぐ術はありません。左翼も残っている兵力は一線を維持するのみ。一つ二つ運不運があると、イギリス軍の戦線は崩れ去ってしまいかねません。 『5ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 【ターン終了時】 イギリス軍は失った建物ヘクスを奪還しています。しかし、防御側が攻勢に転じるのは、苦しいことを表してしまうのです。なぜならば、前進することにより、イギリス軍のスタックの中身が露見します。こういった情報を相手に渡すのは、よろしくありません。 攻撃側は兵力的に多いため、慌てずに攻めれば崩す算段ができてしまえるからです。それでも、この時点(奪還された後)でドイツ軍は13~14の建物ヘクスを支配しており、苦しくても反撃に出るのは否定できないのですが。 そうそう、左翼のクロムウェルが爆発炎上しています。これはドイツ兵のPF(パンツァーファスト)に食われたもの。当たれば炎上ですからね。 『6ターン:ドイツ軍』 【移動フェイズ】 イギリス軍も苦しければ、ドイツ軍も苦しかったりします。 予想以上の損害で兵力が足りなくなってしまっているのです。ドイツ軍はアチコチで撃ってみたものの、戦果はありませー…、いやありました。最右翼のクロムウェルをstunにしてしまったのです。これで、このターンのイギリス軍右翼に兵はなし、です。そお戦況を見て取って、ドイツ軍のHSが突進しています。 左翼は…、お互いに射撃戦って感じですか。それでも、混乱から回復した者たちが戦列へと戻って…、戻る手前ですかね。 【ターン終了時】 イギリス兵は善戦していました。 ①特に中央の8-0+2-4-8は、白兵戦でパンテルを食っています(もしかしたら街路戦闘でもう一両食ったかもしれませんです)。 その他は、ドイツ軍の前進をさせないように、戦線を構築している、と言えるのではないでしょうか。それでも、ドイツ軍はゆっくりとイギリス軍を削っていき、建物ヘクスの支配を増やしています。 『6ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 イギリス軍が動ける最後のタイミングになります。次はドイツ軍のターンしかありませんので。イギリス軍は足を止めての撃ち合い。効果はないみたいですね。ひっくり返っているドイツ兵は見当たりませんから。そして、イギリス戦車が建物へ突入。これで2か所の建物ヘクスを取り返したこととなります。 【ターン終了時】 イギリス兵はドイツ兵へ白兵戦を挑んだものの、戦果はあがりません。そしてゲームはここまで。この時点でドイツ軍は建物ヘクスを16以上確保しており、イギリス軍にそれらを減らす手立てはないからです。次のターンがあるにしても、ドイツ兵がいくつか建物ヘクスの支配数を増やすことが可能でもあります。 【後の祭り】 対戦を終えてから、二人で議論(と言えるほどでもありませんが)しました。 ドイツ軍としては、あまり危なげなく押し切った感触しかありません。イギリス軍には、明確なバッドムーブが思い浮かびません。 せいぜい、76mmATの撃破が2両でしかなかったこと。3両食えていれば、戦況を有利にできていたのですが、しかしそれは運しだい。 私としては、序盤からドイツ軍の射撃が少しずつ多めに当たって、イギリス軍はそれほど当たらない。それがゲームの始まりからあって、少しずつ戦力に開きが出てしまった、と見えています。そのほんの少しの差が、対戦が進むに大きくなっていたのでしょう。 敢えて勝因をいえば、私の方が事前の準備に時間をかけられたことでしょうか。攻撃経路と防御の良しあしを読めていたのは大きかったです。 とにかく、楽しい対戦でした。ザ ハさん、次回もよろしくお願いします。 (続) #
by Chibaclub
| 2023-10-18 09:00
| ASLのリプレイ
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2023年 10月 17日
J241 『IT'S A BATTLEFIELD』 『3ターン:ドイツ軍』 【移動フェイズ】 [詰めの時間] ①右翼での射撃が当たり、イギリス軍の9-1+MMG4-5-8が混乱。このスタックは一度も撃つことなく無力化です。 ②左翼では、「撃っていいよ」とHSが接敵して、火力スタックがそれに続いています。イギリス軍は激しく抵抗。残留火力がそれを表しています。なお、中央はジリジリと前進。 確か、この時点ではドイツ兵に損害はなく(確か混乱した者もいなかったような)、イギリス兵にいくらか出ています(文字通りに減ったという意味で)。 【ターン終了時】 ①右翼でドイツ軍は、2か所で建物ヘクスの支配に成功。 ②左翼はイギリス軍へ迫って圧力を加えています。 中央は…、まあボチボチですね。 『3ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 このターンにイギリス戦車が登場。戦線をテコ入れすべく投入されています。 左翼の奥には、シャーマンファイアフライ(ファイアフライ)とクロムウェルがコンビを組んで。中央にクロムウェル単独という展開です。イギリス歩兵はスカルキングの構え。一歩下がっています。 【ターン終了時】 ドイツ軍は撃てるところは撃ってみました。 ①中央のキラースタックは右翼の76mmAT初号機と混乱した9-1+4-5-8へ撃ってみて。確か、混乱させたような記憶があります。というのは、この時点でドイツ戦車で取り囲んで排除することを考えていたからです。 ②左翼では、下がり切れなかったイギリス兵を混乱させています。 ここで中央のクロムウェルをパンテルが狩りに行くか、との議論がありました(ような記憶?)。私は「行かない」の判断。なぜなら、すでにドイツ軍は2両の戦車を失っており、2両は主砲が故障しています。健全な戦車は2両しかないため、ここで下手を打って撃破されるなど、目も当てられません。ピンゾロだけでなく、意図的走行不能もありえるからです。ということで、自重することにしています。 『4ターン:ドイツ軍』 【移動フェイズ】 このターンに最も激しい戦闘が展開されました。ドイツ軍は左右からイギリス軍を締め付けています。イギリス軍は3本の火線を引いて対抗しています。火線を引かれたヘクスに入ることはないのですが、 ①左翼は、混乱した76mmATの止めを刺すべく、パンテルと4号戦車で取り囲んでいます。うっかりしたのはハーフトラックの行動。これにHSを乗車させており、イギリス軍の後方で降車するつもりでした。 ②ところが、動かす順番を間違えて、変な地点で停止することになってしまったのです。これがヘンテコな物語を生むことになります。 ③右翼の中央よりにイギリス軍のスタックがあり、それはダミースタックだと思っていました。そこで、8-0指揮官で踏みに行ったところ、中身がありまして。おかげで、ダッシュったHSが撃たれてK/#で消える憂き目に。 ④この右翼の手勢では、イギリス軍を崩すことは困難。そこで中央にいたPSK5-4-8がダッシュで道路を渡ったところ、クロムウェルからの射撃を受けて。これがピンゾロのヒーロー誕生。思わぬ戦力増強です。 中央から左翼にかけてのドイツ軍は停滞気味です。 イギリス軍へ接敵できたものがありはしても、その多くはHSであるため押し返される危険もあり。後詰の火力スタックも、1つは「1の残留火力など眼中にない!」と踏み込んだところ混乱させられたり。 ⑤もう1つは、片割れが凶暴化して突っ込んで、削れてしまったとです。ただし、完全に除去されるよりはマシとは言えます。 【ターン終了時】 ドイツ軍は、この時点で建物ヘクスを8つ支配しています。 右翼は戦車とキラースタックの支援が効いて5つ。左翼はイギリス兵の激しい抵抗に苦戦しつつ3つ。 そして両軍の戦車は牽制しあって、歩兵を撃ってはいるものの、勝負をしかけることはありません。 まだ慌てる時間じゃない。 『4ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 イギリス軍は、基本的にスカルキング。ドイツ軍から撃たれないようにしています。例外は2つ。 ①中央のクロムウェルがハーフトラックを狩りに右翼へ走りました。ハーフトラックは後進の機動し逃げ出す算段。 ②右翼のイギリス兵は、検討に検討を重ねた結果、ドイツ兵へ接敵するように移動。これでは撃たれて混乱してしまいます。 【ターン終了時】 イギリス軍は、一歩後退して戦列を組んでいます。 ①クロムウェルに4号戦車とLOSがあるよな、と思って撃ったところ、これも主砲故障。主砲を壊したのは、これで3両目です(´・ω・`)ショボーン…、そういえばこういった顔文字も久しぶりですね。 (続) #
by Chibaclub
| 2023-10-17 09:00
| ASLのリプレイ
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2023年 10月 16日
J241 『IT'S A BATTLEFIELD』 『1ターン:ドイツ軍』 【初期配置】 ↑両軍の配置を終えた時点になります。 陣営を決めるDRをした結果、私が攻撃側のドイツ軍(画像には青の矢印等で示します)、ザ ハさんが防御側(画像には赤の矢印等で示します)のイギリス軍と決まりました。なお、以降はドイツ軍の視点、方向も画像の向きになります。 イギリス軍の配置を見たところ、私よりも考える時間が短かったと思われます。その理由は、以下の2点で読み取れます。 ①右赤円内の建物の2階に高いスタックがあります。これは右翼からのドイツ軍を抑える意味はあるものの、こちらからドイツ軍が攻める可能性は低く。ドイツ軍が気の利いた前進をすれば、イギリス軍は安全に後退できなくなります。 ②左赤円内の最前衛は1つのスタックしかありません。左翼のイギリス軍は、それなりの戦力を置いているのですが、1つのスタックではドイツ軍の前進を阻めない、と思われます。 ドイツ軍の配置なのですが、まあ森の後方に固まっています。これを見て、対戦相手ともども「こうなるよね」と呟いていました。 【移動フェイズ】 ドイツ軍の前進は順調…、逆からいえばイギリス軍の射撃は冴えなかったと言えます。何せ、DR9が続いたのです。これでは、小火力が多い前哨戦で戦果は見込めません。 ドイツ軍は、予定通りに街路樹の左側に歩兵の主力にして前肢しました。イギリス軍は、ドイツ軍の「うっかりLOS見落とし」を突いて撃ってきたものの、それが当たりません。戦車なのですが、パンテルが最前線の生垣まで前進したものの、4号(J型)戦車は後方に待機です。 【ターン終了時】 ①左翼でドイツ軍の射撃が当たり、イギリス軍の前衛が混乱して退却を強いられています。この前衛はLMG4-5-8であり、イギリス軍左翼の要となる戦力でした。ところが、あっさり混乱して、次ターンに動けなくなり、イギリス軍の戦列の弱体は避けられません。なお、このシナリオではドイツ軍の指揮官が6名と多いため、能力の低い8-0指揮官は先頭に立って走っています。 ②そしてイギリス軍の76mmATがパンテルへ向けて射撃しています。このタイミングでの射撃は意外でした。早めに強力な対戦車火器の位置を露見させるのは良くない、との意識からです。 『1ターン:イギリス軍』 【ターン終了時】 ※画像が暗いので明るく調整しました。こうすると、元々明るかったところの色が飛んでしまうんですけどね。 イギリス軍は、ほとんど位置を変えていません。普通、そうですよね。 ①さて、76mmATとパンテルの撃ち合いは、ケリがつきません。76mmATは命中させられるものの、装甲の厚い車体に弾かれ。パンテルはお返しに撃ってみたら、主砲が故障したり、と。お互いにツキ…、運の振れがなかったのです。 『2ターン:ドイツ軍』 【移動フェイズ】 [作戦変更] このターンの開始時に戦況を読んでみると、当初の予定のように、ここから右翼へ戦力を振るのは難しい、と判断されました。「全体的にイギリス軍は固いな」と思ったのです。 この状況で左右へ戦力を振り分けてしまうと、どちらも戦力が足りずに、行き詰ってしまう。そこで、右翼は戦車を集中させイギリス軍の戦列を崩すとして、HSも加わって建物ヘクスを奪い。歩兵の主力は左翼から捲るようにイギリス軍を削っていく、としました。そして、中央にミスター9-2にMMG4--6-8×2が居座っているため、これで焼いていけば、あちこち崩れるとも。 [戦術のお話] ①開豁地にイギリス軍スタックが出ています。これは怪しい。中身のないダミースタックだと思われたものの、これを放置することはできません。とりあえず、ドイツ軍の9-2+MMG4-6-8×2のキラースタックに待機射撃を宣言させ、「撃つかな」とHSを走らせてみます(撃たなかったけど)。仕方なく、キラースタックで焼くことにしました。 ②76mmATに狙われたパンテルは、このままではよろしくありません。そこで逃げさせるために、76mmATとのLOSの間に煙幕を置くこととします(別パンテルと歩兵煙幕は失敗、4号戦車のsNは成功)。そのおかげで主砲故障のパンテルは離脱に成功。 [繁みを踏んで] ドイツ軍の左翼は戦車とHSが?みを踏んで前進(この辺りにいると思ったんですね)。右翼は「こちらには、もう対戦車砲はないだろう」と3両の戦車を投入。こちらのイギリス兵は戦車が崩して、建物ヘクスはHSが拾っていく感じで。 ★イギリス軍のお仕事 イギリス軍は撃ってきませんでした。76mmATのパンテル向けて、以外は。ドイツ兵の対しては全く撃っていないので、彼らの前進は進捗っています。 【ターン終了時】 ①対戦相手のザ ハさんが「こちらへ来たか…」みたいな呟きがあった記憶はあるものの、正確には思い出せません。兎に角、左翼の76mmAT2号機が姿を表し撃ってきました。 ここで以下のような変わった議論がありました。 ザ ハさん「ここは正面のパンテルを撃つんでしょうね」 私 「いや、ここは戦果を考えると4号戦車を狙うんじゃない」 ザ ハさん「…、はいそうします」 私 「(本気にしたのね(;'∀'))」 しかし、この76mmATは初弾をハズシ。ここら辺りで序盤の運の偏りが見て取れます。そして、ドイツ軍はこの76mmAT2号機に射撃を集中。当たりませんでしたが5回撃っています。 ②右翼の戦車はイギリス軍へ肉薄。うっかりしたのは、76mmAT初号機へ受けて4号戦車を向かわせたこと。 この4号戦車で食ってやろうか、と思ったものの、戦車と対戦車砲では分が悪く。結果的に、この4号戦車は撃破されてしまうのでした。76mmAT初号機の相手はキラースタックの仕事でしたね。 ③さてさて、キラースタックはイギリス軍のダミースタックを撃ちまして。やっぱり中身がなかったのを確認しただけでした。 『2ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 このPIATについては異論がありました。というのは、これでイギリス軍は全ての対戦車火器を露見させたため、後はそれらに注意すれば安全に行動できてしまえるからです。 【ターン終了時】 ドイツ軍のお返しにより、イギリス軍のいくつかは退却を強いられています。右翼の76mmAT2号機の操作班、中央のPIAT4-5-8が混乱しているのは痛いでしょう。 ドイツ軍としては、左翼が薄くなっており、詰め方を間違えなければ圧倒できそうです。右翼は対戦車火器が76mmAT初号機しかなく、これはキラースタックで焼ければ戦車が安全になります。 さあ、こんな感じに考えていましたが、予想通りにいくでしょうか。 (続) #
by Chibaclub
| 2023-10-16 09:00
| ASLのリプレイ
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2023年 10月 15日
J241 『IT'S A BATTLEFIELD』 今月(2023年10月)の初旬にASL対戦があり、その下調べや準備などを行いました。お相手はザ ハさん。以下に、シナリオの詳細から触れていきます。 背景:1944年6月11日:フランス、 デュシー・サント・マルグリット、:バイユー周辺で激戦が展開され、そこには装甲教導師団が投入されていた。イギリス軍とカナダ軍の兵士はTILLY(Tilly-sur-Seulles:ティイ=シュル=ソル)とLingevers(ランジェーヴル)へ向かって南下しようとしており、ノルマンの田園地帯で一進一退の攻防戦が展開された。6月11日、第69旅団はクリストへ向けて攻撃し、いくつかの前進に成功した。ヴィルヘルム・フォン・シェーンブルク・ヴァルデンブルク少佐に率いられていた第901装甲連隊は反撃を命じられた。 兵士たちは午後遅く連合軍の正面へ出発した。 マップ構成: 勝利条件:ドイツ軍はゲーム終了時に、46盤のU列を含めた北にある建物ヘクスを16以上支配していれば勝利。 第3カナダ師団の一部:43L/46Vの列を含めた北に配置、隠蔽地形なら隠蔽状態。 ※正式にはカナダ軍ですが、カウンターはイギリス軍のものを使い、戦車はイギリス軍であるため、紛らわしいのでイギリス軍とします。 (イギリス軍)第22装甲旅団:3ターンに北端から他とは3ヘクス以内で進入する。 第130装甲教導師団の一部:43L/46Vの列を含めた南に配置する。 Special RULES: 1.天候は普通、開始時には風はない。全ての建物は石造。 2.AFVの操作班は、彼らの車両を自発的に放棄をできない(D5.4)。 結末: ドイツ軍は難なくオードリューとシュアンの村々に到達した。彼らはいくつかの森を抜けてデュシー(デュシー=サント=マルグリット:Ducy-Sainte-Marguerite)に向かったが、小火器と対戦車砲の雨に見舞われた。シェーンブルク・ヴァルデンブルクの戦車は先頭を走り、すぐさま砲塔を切り裂く徹甲弾の直撃を受け、シェーンブルク・ヴァルデンブルクは戦死した。装甲教導の兵士たちは、数両の戦車を失いながらもカナダ軍の陣地に侵入した。ドイツ軍の指揮を引き継いだメルムート・リトゲン大尉は、このまま攻撃を続けるのは自殺行為だと判断し、部隊に撤退を命じた。 [歴史の散歩] デュシー・サント・マルグリットの戦いについてネットを探ってみました。フランス語と英語でのノルマンディー戦を扱っているHPが見つかりました。 ↓おフランスでのHP。 フランス語でも機械翻訳で何とか読み取れますし、写真や地図は参考になります。なお、日付が7日となっているのは、おそらくその時期からこのシナリオの11日まで戦われていたのでしょう。 ↓英語でのHPです。 シナリオのドイツ軍の指揮官も、それなりに有名人らしいです。 Sehonburg-Waldenburgは貴族のためか紹介のHPにもあります(おっかない顔してまして。夜中に会ったらチビりそうです)↓。 Hauptmann Melmut Ritgenは戦争を生き残り、戦記をいくつか執筆しています。 【事前方針】 では、どのように戦うか考えるお時間です。 まずは、どのような状態がドイツ軍にとって勝利になるか考えてみましょう(今回は余裕があるんで画像をたくさんつけちゃうぞ)。 ドイツ軍はゲーム終了時に、U列を含めた北にある建物ヘクスを16以上支配していると勝利です。U列の北には村があり、この攻防戦になります。 この村には41の建物ヘクスがあります。 簡単にいえば、ドイツ軍は村の1/3強を支配しなければなりません。両軍の初期配置の距離は10ヘクスであり、ドイツ軍は抵抗がなければ2ターンに勝利条件を達成できてしまえます。イギリス軍としては、この短い距離を如何に守るかになってきます。 [ルールのおさらい] 対戦前に、ルールの詳細を把握しておきましょう。意外に見落としがあって、「こんなことが!」みたいなことが起こりえるからです。 まずは「ヘクスの支配」についてです。 自軍の統制状態の武装したMMCが地上レベルにいて、そのヘクスに敵の武装したユニットがいなければ、そのヘクスの支配を獲得できます(A26.11とA26.13)。自軍の統制状態のMMCですから、SQ(分隊)でもHS(半個分隊)でもOKですが、2階(このシナリオは2階までしかありません)にだけしかいなければNGです。そして、敵の武装したユニットは、MMCでなくてもいいから指揮官でもヒーローでも混乱していてもAFVでもいい。AFVはヘクスの支配はできますが、いなくなれば(移動したり撃破されたり)支配はなくなります。 なお、建物の支配とは違うため要注意です、 ※追加として、AFVでの建物ヘクス支配について当日に議論しました。AFVによる建物ヘクスの支配は、敵ユニットがいないは大前提として、AFVが建物内にいて(迂回ではダメ)、その建物に上の階がなければ支配できる、と解釈されました。 [戦車の性能] 両軍に焦点を当てる前に、両軍の戦車や対戦車砲を確認しておきましょう。 ■上の段のイギリス軍ですが、76mmATとシャーマンファイアフライの主砲のTKは23です。 これはドイツ軍の4号戦車は簡単に撃破できるものの、パンテル(5号G型)は砲塔なら撃破できる可能性は高いのですが、車体ではかなり難しい。なお、時期的にD(APDS)は持っていません。 クロムウェルの主砲はTK14なので、4号戦車が相手で結構厳しい。ただし、側面を取れれば、パンテルでも4号でも撃破は可能。 シャーマンファイアフライはHE(榴弾)をあまり持ってなく、クロムウェルは煙幕や白燐弾など持っています。 両戦車ともsM(スモークモーター)、クロムウェルはsD(スモークディスチャージャー)を持っています。 画像には入っていませんが、ピアットもあり、このTKは15ですから、4号戦車はかなり危険。パンテルも側面なら撃破可能です。 なお、50mmMTRもありますが、命中してからピンゾロかDR3でショックか走行不能。SPW250なら結構いける? ■下の段のドイツ軍ですが、パンテルでも4号でも、その主砲ならイギリス戦車は簡単に撃破できます。 ただし、4号戦車の装甲ではファイアフライだけでなくクロムウェルからも致命弾を受けかねません。パンテルも正面なら、あまり脅威はないものの、側面を取られたら危険です。なお、パンテルの正面でも砲塔ならファイアフライの主砲である76mmLLでも、撃破は容易です。 その他、歩兵用の対戦車火器のPSK(パンツァーシュレッケ)やPF(パンツァーファスト)なら撃破どころか、爆発炎上必至です。そして、歩兵戦闘に頼りになるのは4号戦車です。煙幕を持っているのは大きく、パンテルも4号戦車もsNでイギリス戦車よりも、煙幕を張れる可能性は高かったりします。 [イギリス軍の事情] ドイツ軍の攻撃経路は、あまり多くありません。主に青矢印のようになるでしょう。 そこで以下のように考えてみました。 A.2階へMMGにマイナス修正の指揮官をつけて置けば、ドイツ軍右翼の前進は大いに阻めるでしょう。ついでに、SQも1つくらい隣に並べて。 B.1つ目のMMGが上記の通りなら、2つ目はここ。ここなら道路(街路樹)を通して見通せる、とともに前面に広がる麦畑と繁みを抑えられます。 C.50mmMTRはここに置くと、ドイツ兵が林を抜けてきた際に狙えます。 D.上記のMTRの隣にLMGを置いたら、ドイツ兵は攻撃経路を横に広げられず、狭くならざるを得ないでしょう。 E.前衛のMMGの後ろにPIAT。こうすれば、ドイツ戦車が回り込んでくるのを防げます。 F.76mmATはここかな。ドイツ戦車がこちらから攻める際に、この林と建物の間を抜けてきそうで、それを狙えます。 ここまで考えて一晩置き…、これではダメだと思いなおしました。 ダメな理由といえば2つあり、「A周辺に兵力を置きすぎている」、と「Fの76mmATが前過ぎる」です。 ドイツ軍はA周辺へ直進するとは思えません。なぜなら、ドイツ軍の攻撃経路に麦畑が広がっているため、効率よく前進できないからです。Fは、1ターンにドイツ軍の歩兵が制圧できてしまえます。ドイツ兵としては生垣の後ろを安全に寄せていけますし、それが2つくらいできるからです。もう一度考え直さなければなりません 再考したものが↑になります。もっと戦力を右(画像では下)へ振りました。 76mmATはサイズが大きい(正確にいえば小さくない)ので建物には置けません。それに舗装路にも置けません(正確にいえば設置できないためHIPできない)。隠蔽地形でない開豁地は敵のLOSに入ると見つかりますから、それもダメ。すると、林、?み、麦畑、果樹園しか選択肢はありません。 ドイツ軍の攻撃経路が上記の可能性が高いので、右翼へ集中する、と。 なお、?カウンターは置いていません。8個しかないため、ダミースタックを作るより、スタックの中身をわからせないようにするでしょう。 ※1.76mmATの配置について勘違いしていました。建物内に配置できます。 ※2.初期配置に隠蔽地形なら隠蔽状態で配置できる、というのを見落としていました。 [ドイツ語ンの事情] 基本的に、イギリス軍の配置を見てから考えるのですが、備忘録的に残しておきましょう。 イギリス軍は右翼を固めると思われます。 そこで、攻撃経路はイギリス軍の左翼へ振ってはどうか、と。特にドイツ戦車はイギリス軍の76mmATがいないため、イギリス軍の籠る建物へ接近しても危険はありません。 SPW251(以降ハーフトラック)があり、それにHSを乗せるのはいいんじゃない。それでイギリス軍の戦線の後方まで浸透して、HSで建物ヘクスをとりまくる、とか。ハーフトラックと歩兵が一緒に動いて援護するのもあり。 なお、高い丘はあるのですが、これは使いません。76mmATから狙われるんですね。LL(超長砲身)なのでこれだけ離れていても当たってしまうからです。 (続) #
by Chibaclub
| 2023-10-15 11:40
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