『1914年イープル・キャンペーン:二日目』 |
受け取ったものの、イギリス軍はイープル、ドイツ軍は盤外から出てくるため、前線を目指しての競争となります。
ドイツ軍は3つの梯団として、第一・三梯団は南部へと。第二梯団は北部へと向かい。
イギリス軍は2つの梯団に分け、それぞれ南北へと向かいます。
沢山のユニットが出てきても、一遍に動かすユニットはそれほど多くなく。
しかも、移動できるヘクスも3~4ヘクスだけなので、手番の軽さは抜群です。
両軍の機動戦が展開している間に、ゲルフェルトでは砲撃戦が行われます。
夜間移動にてゲルフェルトまで進出した砲兵が、突入しているドイツ軍へ砲撃。一部の壊滅に成功。
コマンドは2つしかありませんでした。
イギリス軍は第一梯団と第二梯団に前進させ。
ドイツ軍はゼンドボードへ重砲の支援要請。
この盤外砲兵の支援は第一次大戦らしく仕上げられていています。
両軍とも、この時期は重砲の支援を受けるためには、伝令を出さねばなりません。
そう、電話でもなく無線でもなく、伝令が走っていくのです。
そのため支援を頼んだとしても、「そろそろ伝令は着いただろうな」というのは分かるものの、実際に砲撃が行われるかは全く分からないのです。
そして盤外の砲撃が行われるほど、伝令の着く時間は延びてしまいます。
何のこっちゃ分からんでしょ? まあ、後ほどスゲー実感できるので、待ってくだされ。
そして焦点はゼンドボード攻防戦。
ドイツ軍の第一梯団が接近すると、ゼンドボードに展開していた機関銃が猛威を奮います。
除去されるユニットは出なかったのですが、写真で確認できるだけで3個が散開状態(ユニットに黄色くなってる)に。
この機関銃は小隊であり、ドイツ軍を担当している提督さんも、この惨事にうなり声を上げます。
実戦でも少数の機関銃により、大部隊の前進が阻まれているんですね。
まず、イギリス軍は第一梯団の先頭進んでいた機関銃中隊(3個)は、イギリス軍の機関銃の前を通るのが危険と判断。
損害を嫌ったのと、ドイツ軍の第二梯団の侵攻を阻むため、一旦後退して展開。
ドイツ軍の第二梯団は目前まで前進したものの、イギリスの3個の機関銃ユニットが待っているため、これ以上の前進は躊躇する。このまま第二梯団は動くことはなかった。
ゼンドボード攻防戦の第二ラウンド。
ドイツ軍はイギリス軍の第二梯団が接近しているため、損害を無視してゼンドボードへの突撃。
幸運にもイギリス機関銃が射撃を停止したため、ドイツ軍の第一梯団は一気に距離を詰めます。
ここから、しばらくゼンドボード攻防戦がメインとなります。
壮絶な白兵戦の後に、ドイツ軍はゼンドボードの占領に成功。
しかし、イギリス第二梯団がゼンドボードを目指し猛進中でした。
ドイツ軍も後続を投入し、延々と白兵戦を展開します。
突入してきたイギリス軍を次々に壊滅させます。
ようやくゼンドボードはドイツ軍の占領が成った、と思った瞬間。
この誤爆により、ドイツ軍は大損害を被ります。
しかし、ドイツ軍の機関銃により、大損害を被り。街道や最短での前進は断念。写真では残ってないのですが、この街道でイギリス軍の壊滅したユニットは大量に出います。
同じころ、ドイツ軍の第三梯団が前進を開始。
このような状態で二日目は終わりました。
(続)