『第百五十二回千葉会の報告』@日曜日 |
参加者は18名
コマンドマガジン『World War I』
コマンドマガジン『Across the Pacific』
コマンドマガジン『Tanks』
コマンドマガジン『ドイツ装甲軍団 マーケットガーデン』
コマンドマガジン『ハガキのノモンハン』
VentoNuovo『Moscow'41』×2
TSR/SPI『Battle over Britain』
GMT『Triumph & Tragedy』×2
達磨ゲームズ『独裁者はつらいよ』×たくさん
メーカー不明『独ソ電撃戦2(仮)』
今回の例会は最多人数。不思議と続々集まるのですね。
手前が私とDASRECHさん、それに山田さんの仁義なき『トラ・トラ』卓。
左翼には軍曹亭さんとHAさんに、時間制限付きaoさんが加わり細かいゲームって。
左翼の半ば、細かいゲームの向こうには かみさんとWilanderさんの『ブリテン辺りの戦い』。
左翼の最深部には、金吾さんとSAMさんの『第一次大戦』卓。
そして右翼の最深では、大物の『アクパシ』を提督さんと こまいふさんが展開しておるのです。
コマンドマガジン『Across the Pacific』
提督さんと こまいふさんの対戦です。
これくらい大さだと、見栄えが違いますね。
今回のコマンドマガジン130号に、この『Across the Pacific(アクパシ)』の研究記事が掲載されており。
これは私が「買っちゃったけど、大きいしルールも分かりにくて手が出ない」という方に向けて。その時期その時期に、どのような方針と戦術が有効かを書いています。
こまいふさんが、その記事のコピーを持参しており。
「この全CAP戦法なんて、良く思いつきましたね」と褒められ。ちゃんと読んでもらえるのは、ありがたいです。
さて、この対戦ですが、5ターンを終えた時点にて中断。
アメリカ軍がマリアナに上陸していた、と。
準備の時間を短縮させられれば、一日で最終ターンまで行くでしょう。
コマンドマガジン『ドイツ装甲軍団 マーケットガーデン』
軍曹亭さんとHAさん、それに長野へと引き上げる前のaoさんが合流。細かいゲームを回していました。
こちらはドイツ装甲軍団から、『マーケットガーデン』。
軍曹亭さんの「9月といえば、マーケットガーデンじゃね?」と一声で始まったそうで。
詳しくは、キレイな花には棘だらけを見てくだされ。
そして軍曹亭さんとHAさんは、『ハガキのノモンハン』から『Tanks』へと回っていて。
例会後に、心のアルコール消毒っていた模様。
コマンドマガジン『World War I』
金吾さんとSAMさんの対戦。
コマンドマガジンの最新号が、一月遅れでの対戦となりました。
えっと、ゴメン。細かなことは聞いてないや。
TSR/SPI『Battle over Britain』
かみさんとWilanderさんの対戦。
「こんなゲームの話をしたら、鬼が笑うんじゃね?」という企画から生まれた対戦。
D&Dで大儲けして、SPIの版権を買い取ったTSRが出したそうな。
ダブルブラインドで、チョー大きいゲームだそうで。カタログには75時間ほどかかる、と。
夢が詰まっているのですね。
VentoNuovo『Moscow'41』
軍神さんと さかみちさんが対戦しており。
ドイツ軍のポイントとなる3か所を。
全て成功と失敗があり、大きくかけ離れた結果になっていました。
この対戦の前には、軍神さんは『独ソ電撃戦2(仮)』のテストをしていました。
GMT『Triumph & Tragedy』
山田さんが対戦を呼びかけ、私とDASRECHが名乗りを上げて決まった対戦。
研究を尽くしている山田さんが相手ですから、私もDASRECHも微塵の手加減もなく。容赦や仁義すらない戦いを展開。
一戦目は、私がソ連(しかやったことない)、DASRECHが西側連合軍(しか(ry)そして山田さんが枢軸を、それぞれ担当。
山田・枢軸軍が上手すぎて。
序盤の手探り時点で、イタリアでユーゴからギリシャ、さらにブルガリアまで占領。
そして始めた西方電撃戦が大成功。
一気にフランスどころか、スペインやポルトガルまで侵攻。地中海や大西洋の封鎖までなし遂げたため、西側連合軍は窮地に陥ります。
ソ連はフィンランドやノルウェーだけでなく。枢軸が西方へ向かってたため、トルコやルーマニアへ侵攻。
その頃、枢軸がスペインやフランスで手間取り。西側連合軍の逆襲が効いていたため、投入したドイツ軍が釘付けに。
その隙を突いて、ソ連が枢軸に宣戦布告しバルカン戦役を決行。
ブルガリアに集結していたイタリア軍を包囲殲滅。その勢いで、ユーゴを経由しイタリアへ突入。
枢軸がドイツ軍を転進させてきたため、ローマで激戦。大消耗戦の末にローマはソ連軍のものに。
復讐に燃えるドイツ軍はソ連の同盟であったポーランドへ攻め入り、レニングラードまで侵攻。この占領に成功。しかし補給線を切断され、モスクワの占領は困難状況。
その頃、復活を果たした西側連合軍は、フランス上陸に成功しパリを解放。その勢いのままドイツ本土に乱入し、ルール地方を占領。
さて、終戦の1945年。
ソ連はインド侵攻を開始し、デリーの目前まで迫り。ローマを占領しているため、デリーを占領すれば勝利を得られ。
西側連合軍はベルリンは強力過ぎるため、フランス国内を南下し、ローマを目指し。これを占領すれば勝利。
脱落気味だった枢軸も、レニングラードの集結していたドイツ軍が再編成され、モスクワへの侵攻を開始。
最終ターンに来て、三者ともに勝利の目が出てですね。3人とも苦笑い。
ソ連軍によるデリー攻防戦はあと一歩で占領できず。ドイツ軍もギリギリ赤軍に食い止められ。
ローマまで突っ走った西側連合軍の勝利となりました。
二戦目は陣営を変えて。
私が西側連合軍、山田さんがソ連、そしてDASRECHが枢軸を担当。
山田さんの入れ知恵により、西側連合軍は1ターンに枢軸へ宣戦布告。そして軍事を最優先しパリの守りを固めます。
それを見た枢軸は、外交に注力し周辺国家を配下に。
西側連合軍は、地中海と大西洋でのイタリア軍の潜水艦の出没を防げず。生産力を失い厳しい状況。
中盤に気を見たソ連が枢軸へ宣戦布告。バルカンへと攻め寄せます。
外交に注力していた枢軸は、ユニット数がそれなりにあったものの、戦力は少なく。一気に劣勢に陥り。
その背後を襲った西側連合軍がルール地方からベルリンまで突入。勝利をゲットしたのでした。
いやー、久しぶりに『トラ&トラ』を対戦したのですが、面白かったなあ。
山田さんが圧倒的に研究を進めていて、戦いを優位に進めるのですが、それでも運や他陣営の妨害により勝ちきれない。
その辺りが絶妙に調整されていて素晴らしいです。
達磨ゲームズ『独裁者はつらいよ』
さてさて、今回の例会で最も盛り上がったのが、こちらの『独裁者はつらいよ』。
ゲームマーケットで買ってきて。aoさんとHAさんが持ち込んだのでした。
ちょっと時間が空いたので、HAさんに「何か軽いのない?」と聞き。
「ありますよ」と開けたバックに、このゲームが見えた時には、笑いがこみ上げて来ました。
詳しい説明はこちらを見てくだされ。上手くまとめられています。
まず、土曜日に3人でプレイしたのですが。
この人数だと、どのカードが誰に来ているか読めてしまう。
しかし、どこかで「あー、やっちゃったー」というのがあり。
その「失敗した、オレ」感覚が楽しく。
日曜日に5人でやったら。
やっている途中で、カードを誰が持っているかを忘れてしまう。だって、オジさんなんですもの。
この「ダメじゃん、オレ(もしくはオマエ」の感覚が笑えるのでした。
しかも5分程度でプレイできるので。
負けが見えたとしても、まあいいや、という気持ちになります。
aoさんもHAさんも、元を取ったとが喜んでいたとです。
今月はこんなところで。では来月もよろしくです。
先日はお疲れ様でした。
1戦目:
枢軸によるスペイン侵攻の下策は、順調に行きすぎたため調子に乗って世界征服が頭をよぎったためやらかしてしまいました。
パリ攻略後は最小限の兵を残してレニングラードを目指していればまた違ったでしょう。詰めの甘さを思い知らされました。
2戦目:
ソ連は攻勢のやり辛さから、私はついつい地上戦力によるグレード・ウォール(笑)を東部戦線に作ってしまいがちです。
もう少し早く枢軸に宣戦布告してプレッシャーをかけていれば…
さらなる研究を進めたいと思います(苦笑)
とはいえ、タラればの面白さがこのゲームの最大の魅力の一つでしょう。
お相手いただきありがとうございました。