『スコード・リーダー事始め』 |
どうも、大きく飲むと大きく乱れ、小さく飲んでも大きく乱れる。
そんな評判のyagiでゴワス。
スコード・リーダーが今週の千葉会でプレイ予定であり。
簡単にその手ほどきをしておきます。なお、記憶で書いているから、細かいところは間違いがあるかも。
スコード・リーダーの思想は「射撃を受けた兵士は”何ともない””混乱する””壊滅する”」から始まっています。
実際のスコード・リーダーがどんなものか見てみましょう。
シナリオと書いているのはですね。
スコード・リーダーのルールを使えば、第二次世界大戦のどの戦場も再現可能になる。
ですから、他にもたくさんシナリオがあり、問題点もあるのですが、ここでは省きます。
ユニット
茶色のユニットがソ連軍、青色のユニットがドイツ軍です。
これをみると、3種類のユニットが見えますね。
まずは基本となる。分隊から説明します。
当時の軍隊では、この人数くらいで動いていました。
一番左のユニットは4-6-7となっているでしょう。
4は火力。6は射程。7はモラル(やる気)。
1ヘクスには、3個分隊までスタックが可能。これで1個小隊。
通常なら移動力は4を使えます。
一番右がモラルチェックに失敗して、裏返った状態。
こうなると、モラルの数値しかありません。
混乱した分隊(指揮官もだけど)、逃げ回るしかできなくなります。
ここで射程の話も。
射程なのですが、このユニットは4火力を6ヘクスまで発揮でき、7ヘクス以上になると半分の火力(2火力)を12ヘクスまで撃て、それを超えると撃てなくなる。
だから、射程が2ヘクスのユニットは、5ヘクス以上離れたら撃てなくなる。
それから、隣のヘクスは火力が倍になります。
射程や隣接については機関銃も同じです。
軍隊組織的には、もっと多くの指揮官はいるのですが、戦場で役に立つのは、これくらいの人数。
9-1というのは、9がモラルで、1が指揮修正。指揮官が分隊にスタックしていると、この指揮修正を受けられ。指揮官は移動力が6だけど、分隊も指揮官と一緒に移動するなら6まで増やせる。
指揮官は3個分隊に追加して置けます。
これも裏返ると(一番右)モラルの数値しかなくなり。
指揮官がスタックして混乱したり、除去されたりすると、スタックした分隊もモラルチェックを要求されます。
そして指揮官の重要な役割が、混乱した分隊を回復させられること。
指揮官がいないと混乱した分隊は戦力として復帰できないため、どの地点へ指揮官を置くかが大きな決断となります。
MGがマシンガンの略。L(軽)、M(中)、H(重)がその機関銃の種類。
6-16とあるのは、6が火力で、16が射程。
B12とかB11というのは、ブロークンナンバー(故障値)。
このDR以上が出たら、故障して裏返ります(一番右)。
裏返ったRは修理値で、Xは除去数値。
分隊は機関銃を2つ、指揮官は1つまで使えます。
機関銃には、貫通力というのがあるけど、これは後で説明するね。
それと機関銃だけは、自分では動けない。誰かに持ってもらわないとダメ。当然といえば当然なんだけどね。
DR
スコード・リーダーでは、基本的に6面体サイコロを2つ振り、その合計値を使います。
それを略してDRと呼びます。
射撃やモラルチェック、それに白兵戦の解決では、DRします。
ただし、6面体サイコロを1つだけ振る時もあります。
それは機関銃の修理(他もあったかなぁ)。
マップ:地形
建物や森に入るには、2移動力がかかり。平地には1移動力で入れます。道路もあるのですが、平地と同じです(道路移動ってあったけか)。
建物や森には遮蔽(地形)効果があり、石造建物では+3、木造建物では+2、森では+1を受けられます。
平地や道路では何も遮蔽効果はなく、移動している時に撃たれると-2されます。
IFT:歩兵射撃表
グレーの横列で、1、2、4、6、8、12…、と数値が並んでいるのが、火力(ファイアー・パワー:FP)。
1~15までがDR。
射撃する火力と、指揮修正と地形効果にDRを差し引きして、結果を確定します。
結果は3種類。
KIA:撃たれた側は除去されます。
1~4:この数値を加えたDRをしてモラルチェック。
M:モラルチェック。
モラルチェックに失敗したら、混乱(裏返り)する。混乱したユニットがさらにモラルチェックに失敗したら除去される。
他には、白兵戦や回復もあるんだけど。これは実際にプレイの例で説明します。
(続)