『カチューシャにつつまれて』 注意事項 |
J168『KATYUHSA’S EMBRACE』
シナリオカードを眺めていて、備忘録として残しておく。
※ザ ハさんからの指摘もあり、それを参考にしている
ロケット砲OBA
これが一番ややこしい。
何故なら、ロケット砲&盤外観測員&計画砲撃、しかも200+mmと強力であるからだ。
手順(というかプレイの流れ)的に書いておく。
1.セットアップの前
1.盤外観測員の配置
2.計画砲撃の事前指定ヘクスを1つ決める(この際にLOSの確認はしていいのだろうか?)
※上記の2つは密かに記録しておく。
3.チットパイルの作成
ソ連軍のチットパイルは、黒:6と赤:2だが、弾薬豊富(C1.211)と計画砲撃(C1.73)のため、黒チットを2つ加え、黒:8と赤:2とする。
2.1ターンのソ連軍ターン・準備射撃フェイズ ※OBAは準備射撃フェイズの最初に行う(要は他が撃ったらダメ)。
1.無線接触の試み:盤外観測員なので自動成功
2.砲撃権を得る試み:SSRで最初の砲撃権は黒チットを1枚引いておき、自動成功。
3.SRの手順は必要ない(ロケット砲なので)
4.ARを置き(盤外観測員のLOS内でわる必要あり)、そのヘクスか隣接ヘクスに確認状態の敵ユニットがいないなら追加チットを引く。
5a.追加チットが黒なら、着弾誤差DRしてFFE:1の置かれるヘクスを決める(計画砲撃なので事前指定ヘクスなら誤差の距離は半分)。
5b.追加チットが赤なら砲撃権を失ってOBAの手順は終了(砲撃任務は行ってないため、後のターンに続けられる)。
6.FFE:1が置かれたら、そのヘクスと周囲の19ヘクスに200+mm(36火力)が降ってくる。FFE:1を解決したらFFE:2にする。
※36火力なので、以下のことがおこり得る
・弾痕(B2.1)
出目が修正前KIAだったら、開豁地・果樹園・林・麦畑に弾痕ができる。
・瓦礫の生成(B24.11)
出目が修正前KIAだったら再度drする。drがKIA#以下なら瓦礫になる(石造建物なら+1drm)。
瓦礫の落下(B24.12)もあり得る。
※勝利条件で瓦礫の落下により複数建物のヘクスが増えたら、どうなるのだろうか? 多分、元々の建物のヘクスが対象なのだろう。
・火災の発生(B25.13)
出目が修正前KIAだったら、DRして放火ナンバー以上なら炎を置く。
具体的には以下の出目なら火事がおきる。
林は出目がDR10以上(放火ナンバー:9に、Moistの-1DRM)
麦畑は出目がDR11以上(放火ナンバー:10に、Moistの-1DRM)
果樹園は出目がDR12(放火ナンバー:1に、Moistの-1DRM)
木造建物は出目がDR7以上(放火ナンバー:7、Moistの-1DRMは適用されない)
石造建物は出目がDR8以上(放火ナンバー:8、Moistの-1DRMは適用されない)
3.1ターンのドイツ軍ターン・防御射撃フェイズ
1.FFE:2がマップにあるなら、そのまま解決してFFE:Cにする。
2.先ターンに追加チットで赤チットを引いていたら、砲撃権を得る試みから始める。
ロケット砲OBAはこんなところかな。
モロトフプロジェクター(火炎瓶射出器)
スターリングラード戦で急造されたらしい。この頃までも残っていたんだなぁ。
以前にレッド・バリケードのルールに目を通したことがあり、記憶はあった(使うのは初めてだが)。
BAZ(バズーカ)やPSK(パンツァーシュレッケ)に比べると、威力は少ないものの、ソ連軍では貴重な対戦車兵器。
しかも煙幕も張れる。
ただし、射撃(正確には命中判定)の際に6ゾロを出したら、完全に壊れてしまい。自分のヘクスに炎が置かれる。
火炎瓶を使うよりも、リスクは低いみたい。
ルーマニア軍のATMM(A25.87)
これはハッカパーレで差し替えされたルールに記載されている。
ドイツ軍のモノよりは強力でないものの、それなりに威力はあったりする。それにしても、ルーマニア軍独自のATMMって何だろうか?
他にもPATTCが優遇されるとかあったりする。
教会
この建物は2階建て建物なので、その上に1個のHSが入れる狭い区域がある。
ソ連軍の事情
この時期はコミッサールを使えない。'42年9月まで使用可能なので。
意外に煙幕がある。SU122は煙幕弾を持っているし、MOL-Pは命中すると煙幕を張れる。
それにCE状態のAFVから、歩兵煙幕を使っていい(使えるとは言ってない)。
他にもあるような気がするけど、いい加減に疲れたのでパスしときます。