『ベトナム騒乱』 その2 |
▼気合十分
共産軍が占領したばかりのフエの奪還に成功! 同時に山岳地帯でも攻勢を行う…、ものの、こちらは停滞。山岳は地形効果で固いんですよね。それにしても共産軍の春は短かったなぁ。
ちなみに、共産軍は後方のクアンチにも北ベトナム軍を置いています。これはVP的な事情と、連合軍ってですね。強襲上陸もできてしまえるんです。その押さえです。
ベトナムとラオス国境に近い山岳地帯というイメージがあるのですが、こちらの方が通りやすいんです。国境近くにはグリーンベレーがいて、その周辺は通行税がかかるんです。それにしても、地元の人間からすると大迷惑ですね。
これで北ベトナム軍はケサンの部隊だけしか残っていません。一部の北ベトナム軍は、山岳地帯から追い出されて(正しくは戦闘後退却)ラオスへと逃げ込んでいます。普通は中立国へ入ると、敵対国家になるんですが、退却なら可能で。この北ベトナム軍は裏になって、ラオスで潜伏することとなります。
こちらもSAM陣地を構えてアメリカ空軍を阻止して、砲兵も投入したんですが。これだけの戦力が寄ってくると、さすがに焼かれてしまいました。
連合軍としては、ダナン軍管区から共産軍の排除に成功。次の目標はニャチャン軍管区です。こちらの軍管区には、遠路浸透してきた北ベトナム正規軍とベトコンが、韓国軍と交戦中。サイゴン軍管区は都市の保持が精一杯、地方は共産軍のもの。カントー軍管区は、都市さえもベトコンが手中にしており、我が世の春状態です。