ASLの電車道 1/3 |
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2022年 02月 04日
AP174『FOREST GUMM』 ※画像はWikipediaから拝借しています。 千葉会で対戦されたASL AP174『FOREST GUMM』 のリプレイです。 では、シナリオの情報から。 ※なお、以下のASLシナリオアーカイブズを参照しています。 背景:1945年1月19日.フランス、ワイヤースハイム: フランス東部のアルザス地方でのノルトヴィント作戦の後半になると、ドイツ軍はライン川に焦点を移した。これに対し、経験不足のアメリカ第12機甲師団はライン川西岸のヘルリスハイムとオフェンドルフ付近のドイツ軍橋頭堡に対して先手を打とうとした。 アメリア軍は、最初は成功したものの、数多くの兵士と車両を失った。この損失は、第10SS”フルンツベルグ”装甲師団の経験豊富なドイツ軍がこの地域に展開するにつれて増加した。 ドイツ軍はアメリカ軍に損害を与えるだけでは満足せず、再び主導権を握り、低迷していた作戦を盛り返そうとした。そのため、SS部隊はワイヤースハイムの町を占領した後、重要な都市であるストラスブールに移動することを目指した。 この街を攻略すれば、アルザス地方におけるアメリカ軍の防衛にひびが入る可能性があった。しかし、ワイヤースハイムへの接近路は、水の障害物、森、広大な空き地など、問題が多かった。 地図盤: ターン数:5.5ターン 勝利条件: ドイツ軍はゲーム終了時に、以下の条件の両方を達成していれば勝利。 ■アメリカ軍のセットアップエリア内にある、 ●4つ以上の複数ヘクス建物を支配する。 ●4つ以上の単独ヘクスの石造建物/瓦礫区域を支配する。 アメリカ軍:第12機甲師団・第66機械化歩兵大隊・AとBそして司令部中隊の一部: 16U1 - 72U6 - Y8 - Y10のヘクス列を含めた西に、隠蔽地形なら隠蔽状態で配置する。 2ターンに西端から進入する。 第12機甲師団・第23戦車大隊の一部:3ターンに16A6と72K10を含めた西端/南端から進入する。 ドイツ軍:第10SS“フルンツベルグ”装甲師団の一部:Z列を含めた東であり、小渓谷の北に配置(SSR1を参照)。 2ターンに東端から進入する。 SCENARIO SPECIAL RULES: 1.天候は湿潤、開始時に風はない。積雪(E3.72)が影響する。 オーバーレイを次のように置く:O5は16M7-L7、OW1は72K7-K8、X18は72M2-N1。小川は渇水(B20.41)、72A8と72GG5は小渓谷ヘクス。全ての建物は地上レベルだけであり、連続建物の黒線はない。全ての生垣は石垣。全ての道路は未舗装。放火(B25.11)と延焼(B25.6)は禁止。 2.アメリカ軍は1両のM8 HMCをHIPできる。 ※このHIPについて事前に協議をしました。簡単にいえば「歩兵と同じでいい」との、結論になりました。 3.5-4-8/2-3-8はSS(B25.11)であり、混乱面のモラルは1つ高い。これらのモラルにはアンダーバーがあると見做す。 ドイツ軍の兵士は冬季迷彩(E3.712)を持つ。 4.AFVは自発的に放棄(D5.4)はできない【例外:SPW251/2】。 結末:ヴァイエルスハイム前面のアメリカ軍防御陣地は、第66歩兵大隊を含むいくつかの雑多な歩兵部隊の残余によって保持されていた。幸いなことに、彼らは第66歩兵大隊の中隊に支援されており、ウェイン・ギトー中尉率いる第23戦車大隊のシャーマンも到着した。突破口を開こうとするフルンドベルグの戦車隊が、新たな方向から接近したため、防衛線は湾曲し始め、本部中隊の支援部隊の効果でかろうじて持ちこたえていた。ハワード・ガム軍曹は、森の露頭のよく整備された位置から軽装備でパンツァーと正面から戦った。ガムの行動は歩兵を救ったが、彼の命を奪った。 【歴史的なお勉強】 ノルトヴィント作戦については、英文のWikipediaに詳しくあります。個人的にいわせてもらうと、燃料もないのによく攻勢を取れたなぁ、と。バルジの戦いでも、燃料不足は大問題でしたから。ついでにいえば、戦場の写真にパンテルが撃破されているのをみかけます。それもガソリンがなくて、本来の性能を発揮できなかったのかな、などと想像したりします。カタログデータ的には、パンテルにシャーマンが勝てる見込みはないのですから。 【事前方針】 もう一度、マップを確認してみます。 ドイツ軍は青線の右側に配置して、アメリカ軍は赤線の左側に配置です。 勝利条件は、ドイツ軍が赤と黄のVを、それぞれ4つずつ支配すること。簡単にいえば、Wallつきの赤線を越えられるかどうかですね。アメリカ軍からしたら、ここをいかに渡らせないかになってきます。 アメリカ軍は、おそらく側面から撃てるようにするのでは、と考えていました。それから、この石壁にシャーマン戦車をへばり付かせれば、ドイツ兵は進めなくなります。 それにしても、ドイツ軍は攻撃経路の選択肢が少ないです。青矢印のように、林や建物を伝っていくしかありません。 ドイツ軍から見て、向かって左側には小川があり、そこに入れはするものの、出入りに沢山の移動力がかかってしまいます。それだけで、余分な1ターンを費やしてしまいます。ドイツ軍の右側も、石壁の向こう側は平地が広がっています。そこを進むのは危険が危ないっすね。 いつものように、防御側のアメリカ軍から考えてみました。 まずは、攻撃の側面から射撃が有効なので、その拠点となる木造建物(画像の上)へ、どれくらいの戦力を入れるか考えました。 9-1指揮官にMMG6-6-6をつけて、それにHIPのM8はこの影に。この影に単独壕を置いておけば良いんじゃないかな。混乱した際の回復地点として。 81mmMTR君は、どこにしましょうかねえ。一番の端っこ?でも、ここまで前衛配置すると、除去フラグが立ちまくっていませんかね。ということで決めきれていません。 次に、小川の向こう側にも少々置くこととしました。 ただし、こちらへ置くと、後々に主力と合流できません。そこで60mmMTRを3-3-6に持たせて、その隣に予備の3-3-6が待機、と。 そして、赤円内に1個小隊強置いて、時間を稼ぐつもり。当然、Baz(バズーカ砲)はケツ持ちだよね。 そんな感じに初期配置していたのですが、配置の位置が間違っておりまして。 もっと配置箇所事態がもっと後ろでしたし、2階はありません。それにHIPは隠蔽地形でしかできないっす。設置された大砲とごっちゃになっていました。 まあ、私としたらこんなモンですね。 『1ターン:ドイツ軍』 【初期配置】 陣営をDRして決めたところ、私が攻撃側のドイツ軍、ザ ハさんが防御側のアメリカ軍という担当になりました。 アメリカ軍の配置を見て、「そうなるよね?」って感じでした。 基本的な思考は同じです。違いといえば、左翼(写真を見て:以降同じです)の小川の向こう側に、ちょっと兵力が多いような。右翼の木造建物は、まあこれくらいでしょう。 ドイツ軍のAFVはSS(エリート)なので煙幕指数が高く。それに隠れて前進するつもりです。4号戦車の2両もハノマークの2両も煙幕をもっているので、結構イケるんじゃないか、と。なお、サイコロが置いてあるのは、そこへ煙幕を撃つ予定ヘクスです。忘れてしまうでしょう?(オレだけ?) ドイツ軍は、右翼に9-2指揮官にMMG6-5-8を2つスタックして。遠距離射撃で木造建物を耕すつもり。 主力は、左翼にいて、やっぱり林と建物を伝って前進。勝負は2ターンのハノマークが前線についてから、と。 最終的には、Wallに5個分隊が取りつけば、勝負できるんじゃないですかね。それに取りつくのが、何ターンになるのか、アメリカ軍はどれくらいの戦力を残しているのか、が勝負を決するでしょう。 【移動フェイズ】 アメリカ軍は、相当時間をかけて考えていたした。間違いなく私よりも。 ドイツ軍は、煙幕を3つ張りました(S)。2つは煙幕弾、1つは4号戦車のsNです。 それに隠れて前進するつもりが、予想外なことが起きていました。煙幕弾がDR9以下であるのに、1両のハノマークにはなかったのです。仕方ないので、代打ちの4号戦車で煙ったのでした。 さらに、予想外なことがありました。 ドイツ軍の前進経路が煙幕で完全に隠れた、と思ったのですが、ギリギリで煙幕を通さずにLOSが通りまして。アメリカ軍はそれらを上手く使って効果的に残留火力を残していったのでした。なにより、左からの火線には驚かされました(A)。 81mmMTRの位置も「そこがベストだよね」と、思わされました。 ドイツ軍も、結構巧妙に動いたので、2個分隊以上はこの残留火力を越えています。 それでも、ドイツ軍は1個分隊をKIAで失ったので、それ以上は無理をしませんでした。 ちなみに、ドイツ軍の行動は以下のような順番でした。 1.ハノマークと4号戦車で煙幕(ただし1両のハノマークは煙幕弾なし、代わりに4号戦車が煙幕) 2.9-2+MMG6-5-8×2と8-1+LMG6-5-8が待機射撃。 3.4号戦車とHS(3-4-8)が一緒に前進(アメリカ軍は撃ってこない)。 4.LMG6-5-8がダッシュして林へ(ここでもアメリカ軍は撃ってこない)。 5.HSの2つ目がCXで走ったところを、アメリカ軍の9-1+MMG6-6-6が撃って火線を宣言。これはケロっと通す。 6.LMG6-5-8がCXで走ったところを、アメリカ軍の81mmMTRが撃ってハズレ。 7.6-5-8がCXで前進したところで4火力-3DRMか-2DRMで撃たれてKIA。これで流れが変わった、と判断してドイツ軍は前進するのをやめた。 こんな感じでした。 【ターン終了時】 ドイツ軍は、それなりに順調な前進です。 右翼の木造建物はですね。 ①アメリカ軍の9-1+MMG6-6-6がいたのですが、こちらの9-2+MMG6-5-8×2に撃ち返されて混乱(A)。隣の林へ逃げています。この9-2+MMG6-5-8×2は、6-5-8が2つも要らなくね?となり、1つの6-5-8に2丁機関銃させて、もう1つは一歩前に。MMGの2丁持ちは展開して動けるようにするつもりです。 ②8-1+LMG6-5-8×2も、一歩前へ。まあ分隊の火力は届きませんし。 ③前線はアメリカ軍に寄せています。確か最前線はHSの3-4-8が2個に、その後ろには5-4-8やハノマークに4号戦車がついています。 ④アメリカ軍の前衛だったHSの3-3-6は、自発的混乱で逃げています。 ドイツ軍の損害は1個分隊がKIAで消えて、1個HSが混乱。アメリカ軍は1個HSが混乱。まあ、小手調べってところでしょう。 『1ターン:アメリカ軍』 【移動フェイズ】 【ターン終了時】 アメリカ軍はスカルキングですかね。主に。 移動フェイズで撃たれない地点下がり、突撃フェイズに戻るASLの定石です。攻撃側の展開が進んでいないと、このテクニックを喰らうんですね。撃たれないところを移動していますから、交戦はありません…。まあアメリカ軍の81mmMTRが撃って当たっても、SSの皆さんはケロリとしていたり。ドイツ軍のキラースタックが探り撃ちしてもいなかったり、とかはありましたけど。全く戦況に影響がありません。 さあ、次のターンにパンテルやハノマークが出てきます。ここから勝負となります。 まだまだ終わりそうにないので、記事を分割します。 (続)
by Chibaclub
| 2022-02-04 15:26
| ASLのリプレイ
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