マジソンさんの戦争 |
by Chibaclub カテゴリ
全体 千葉会の告知 千葉会の報告 ウォーゲームを熱く語る イベント 三楽堂 【ASLのルール知識共有】 ASLのリプレイ War-Gamers AC ベトナム戦争 戦国時代 三国志 COIN 中世ヨーロッパ ユーロ(ドイツ)系ゲーム 航空戦闘 西方電撃戦(WWII) 東部戦線(WWII) 朝鮮戦争 第一次世界大戦 会場案内 未分類 以前の記事
2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2023年 01月 30日
忘れぬうちに、千葉会で対戦されたゲームをいくつか触れておきましょう。 写真が残ってましたのでね。 14日(土)に対戦されていのは、こちらのGMT『Mr. MADISON'S WAR The Incredible War of 1812』です。 1812年といえば、ナポレオンさんがロシアへお出かけした年になりますね。 そうなると、地球の裏側で領土をかすめ取るようなことが起きたりするんです。 それが、こちらの戦争になります。 以下のゆいしかさんの記事にあるように、戦争とは見なされないと。AIさんは評価しているみたいです。 詳しくは、ゆいしかさんのブログを参照ください。 #
by Chibaclub
| 2023-01-30 10:00
| 千葉会の報告
|
Comments(0)
2023年 01月 30日
J128『OPIUM HILL』 『5ターン:日本軍』 【移動フェイズ】 日本軍は2度目の“バンザイ突撃”。 イギリス軍の抵抗線を越えて前進を果たしています。さすが”止まらない軍隊”。ついに、防御側のイギリス軍を追い越しています。なお、火線は宣言したものの引けていません。SSRで弾薬減少を被るからです。一度火線のカウンターを置いたものの、すぐ間違いと判明したので除去しています。それでも、目印として置いています。 [余談] 日本兵は他国の兵士から比べると、死を恐れないのですから理想としか言いようがありません。FaceBookのASLアンケートでも、日本軍は一番人気です。確かに、THヒーローやDCヒーローに、バンザイ突撃も使えるのですから、強いとはいえます。日本人としては違和感が残るのですけど。 私としては、FaceBookのアンケートで人気なのは、文化の違いで畏怖されているのかな、と。そんな気がしてなりません。 【ターン終了時】 さあクライマックスです。 日本軍は、イギリス軍の戦線を追い越したり、並んでるのは20VPはありそうです。その他に、置いて行かれている軽戦車に、MMG持ちの1-2-8。盤外突破が可能なのは、25~28VPになりますか。 それはイカンじゃないの? イギリス軍的には。イギリス軍としては、日本兵や捕虜をいくつか削って。いやいや、軽戦車を止めれば、その時点で勝ちじゃね? わかるかな? わかんねえよね? オレもわかんねよ。 『5ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 イギリス軍は、日本軍の盤外突破を阻むことに全力を投じました。日本軍も寄せてくるイギリス軍へ向けて射撃をお見舞い!それが当たったのは1つ2つ。 【ターン終了時】 イギリス軍は、できる限りに日本軍へ詰めています。それなりの兵力は残っていますね。イギリス軍は。ただし、”通ればゲームオーバー“の9-1+4-4-7がしかけた軽戦車へ白兵戦は、PAATCに失敗。このPCが成功すれば、DR7以下とかDR8以下で軽戦車を止められていて。その時点でイギリス軍の勝利確定だったのです。しかし、ASLの神様はそれは許さない。「もう少し苦しめ」と言っているようです。 『6ターン:日本軍』 【ゲーム終了時】 正直、イギリス軍は意外と簡単に勝てると思っていました。日本軍は軽戦車が2両いて、それが動いてから歩兵を撃てばいい、と思っていたのです。 ところが、日本軍は歩兵から移動をしてきました。 そうなると、軽戦車が盾になり、イギリス軍の射撃は当たらなくなります。 2線級の人たちですから、射程も短いのですから。次々と、盤外を目指して走る日本兵。イギリス軍も撃ってはみたものの、あまり効果はありません。 これはマズイと思っていたところ、1つだけモラル判定がでて、その影響を食らった日本兵はPINで停止。その時点で日本軍には、VPが勝利に達しないと判明し、ゲームはイギリス軍の勝利と決定したのでした。 PINしたのは日本軍の分隊でした。PINで止まらなければ、モラル判定に失敗しても削れるだけで、移動は継続できてたのです。それさえ出なければ日本軍の勝利でしたが、それが出てしまうのがASLというものでしょう。 【ゲームの寿命】 対戦の後に、アレコレと話しをしました。 日本軍の考えは、イギリス軍に比べて(歩兵としての)兵力が少ないため、市街戦は勝ち目がなく。勝つためには盤外への脱出が必須である、とのことでした。 私はそこまで読めていませんでしたので、防御側を受け持てたのは幸運でした。 そして、日本軍の勝ちを防ぐ方法があり得るとの意見もありました。それはイギリス軍が、ちょっとASLを知っていればできることです。この勝ち方が見えてしまった以上は、このシナリオを対戦する可能性は低いでしょう。 それにつけても今回の対戦も緊張感のある楽しい対戦でした。 ザ ハさん、次回は朝鮮戦争ですね。J220はROARにもASLシナリオアーカイブスにも、対戦のレポートがありません。世界最速の対戦を目指しましょう。 (了) #
by Chibaclub
| 2023-01-30 09:01
| ASLのリプレイ
|
Comments(0)
2023年 01月 29日
J128『OPIUM HILL』 『3ターン:日本軍』 【移動フェイズ】 【ターン終了時】 日本軍は“緩急“の緩い動きでした。兵力も少なかったですからね。 その少ない戦力を、イギリス軍の最右翼へ振り向け、削っていきます。ここまでで、イギリス軍は2個分隊近くの捕虜を出しています。この捕虜も脱出すればVPに加算されます。イギリス軍としては、なかなか厄介なことです。 日本軍の上手いところは、中央にも一部兵力を残していること。イギリス軍としては、その対応のため、ある程度の戦力を残しておかなくてはなりません。 『3ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 【ターン終了時】 イギリス軍は、さらに右翼を増強。 ATRや装甲車がジャングルの出口で待ち構え、日本軍の軽戦車が来るのを待ち構えています。やっぱり、この時点の日本軍は5.5個分隊程度。対するイギリス軍は8~9個分隊が見えます。今か考えれば、もっと上手く捌けば、イギリス軍は勝ちを固めていられたでしょう。 その時には、わかりませんでしたが。 例えば、日本軍の隠蔽スタックにびびって下がってしまいましたが、Aのヘクスに4-4-7を置くべきでした。この分隊を犠牲にすれば、日本軍の展開を遅らせたでしょう。その他にもありましたね。今更ですが。 『4ターン:日本軍』 【移動フェイズ】 日本軍は緩急を使い分けています。 軽戦車は“急”であり、歩兵は“緩”だったのです。軽戦車といえど、有力な対戦車火器のないイギリス軍には、これらを止めようがありません。歩兵や装甲車のATRもあったのですが、撃ち時を見逃しています。どうしたんだオレ。いくら可能性が低くても、撃っておくべきでしたね。そうか、日本軍の防御射撃を嫌って黙っていたのでしたか。もしかしなくても、テンパってたのね。 さあ、イギリス軍はいい感じ詰められています。さて、どうする? 『4ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 【ターン終了時】 どうするもこうするも、イギリス軍はやれることがあまりありません。 現地で撃つもの、一歩下がって日本軍から撃たれないようにする、とか。ガッカリだったのは、装甲車が機関銃に撃ち負けやがったこと。装甲車が撃たれてstunとか、どういうことよ! それから日本軍のHSにイギリス軍のSQが白兵戦をしかけています。兵力が多いからできる芸当です。混戦ですがそれで上等。装甲車以外のイギリス軍は、戦列を維持できています。日本軍も火力が少なくて圧倒できないんですね。人数も少なくなっていますし。 サーセン、キリが良くないんでもう1つに分けます。 (続) #
by Chibaclub
| 2023-01-29 09:00
| ASLのリプレイ
|
Comments(0)
2023年 01月 28日
J128『OPIUM HILL』 【イギリス軍初期配置】 対戦の当日に、陣営を決めるDRをしたところ、私が防御側のイギリス軍、ザ ハさんが攻撃側の日本軍になりました。 [バランス調整] 陣営を決める前に、ROAR(ASLシナリオアーカイブスにあったもですが)の戦績では、イギリス軍の30勝に対し、日本軍は20勝でした。これは勝敗のバランスが悪いということで、シナリオのバランスを適用することとしました。 さて、イギリス軍(兵員はマレーやシンガポールの方々ですが、英式の装備や訓練をしているため、イギリス軍と見なされます)は、当初の予定を、ほぼ踏襲します。 [支援火器] ※右左の方向については、写真の向きです。これは両軍とも同じ味方であり、これからのリプレイは私・イギリス軍の視点になります。 中央のMMGとMTR、右翼のLMG、そして左翼にもLMGを置いています。この左翼のLMGは予備に近いもの。 そして、一番変えたのはATRの位置。 日本軍には軽戦車が3両あり、イギリス軍の機関銃は開豁地やヤシ林の地形効果のないヘクスへの配置が多かったのです。ですから、日本軍の軽戦車が突進してきてからの移動中射撃が脅威であり、それに詰めることでイギリス軍の後退を妨げることも十分あり得ます。そこでATRは前に置いて、軽戦車が迫って来た際に、勝負をかけるつもりでした。ここで1両止められれば、大きく勝利に近づけます。 [小細工] 最後に、歩兵ユニットは何枚かのスタックにさせています。SQの上にHSって感じで。SW(支援火器)や指揮官の位置を読ませないように、です。 【両軍の初期配置】 日本軍の初期配置は、こちらの予想を大きく違えてきました。 右翼へ戦力を集中してきたのです。 こちらは2つのヘクス列にわたる開豁地を越える必要があります。スケール的には、100mの平地を走り抜けるのですから、それは危険ではないか、と思っていたのです。ただし、イギリス軍の右翼は少なく、左翼から戦力の移転を行わなければいけません。これはよろしくありません。 私としては、日本軍のこの布陣では村への突入しての勝利条件建物の支配は難しい。さらに、脱出にしても、軽戦車はできるものの、歩兵は大変難しい。そう見ていました。この時点で私は日本軍が相手だということを理解していなかったのです。 『1ターン:日本軍』 【移動フェイズ】 [火線] イギリス軍の火線は効果があったりなかったりでした。 ①まず、右翼のLMGは日本軍のSQが、大胆に前進してきたので撃って火線を宣言したものの、そこにはLOSがなく引けません。 目の前の繁みが竹藪で、これは全地域地形だったのです。PTOでは有りがちミスでした。 ②そこで、中央のMMGが代わりに撃って火線を引いて。これは、そこそこ効果があったような記憶はあります。1つのHSが混乱しているのですから。しかし、その火線はMMGの故障で消滅。それまでに日本軍の前進を、そこそこですが阻止できたので、仕事はした、といえます。このMMGは結局修理に失敗して、除去されてしまいます。 ※ごめん。ヘクスにアルファベットを入れ忘れますわ。今から修正できねえんで、よろしくね。 【ターン終了時】 日本軍は軽戦車に援護されたため、着実に前進しています。しかし、戦力がバラけているので、村へは近づけないのでは。火力の少ない(みんな、貧乏が悪いんや)日本軍では、村の攻略は難しいだろう。そう思っていました。 『1ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 イギリス軍は大急ぎで戦力の移転をしています。 左翼の兵力は右翼へ。前線の兵力は後退。そんな感じでした。日本軍に付け入る隙はありません。撃てないところ動いていましたから。 1ターンですからね。こんな序盤に隙があるのはイカンです。そうそう、イギリス軍の装甲車は丘の上に登っています。全く活躍しやがりませんでしたが。 『2ターン:日本軍』 【全軍吶喊】 日本軍はバンザイ突撃を宣言。 「正面に竹藪があるけど、どうするの?」と質せば、「1ヘクスは離れられる」とのこと。確かに、それはできるわ。 【移動フェイズ】 日本軍のバンザイ突撃は大きく前進できたものの、出血も大きなものとなりました。イギリス軍の射撃が当たったのと、日本軍の出目が悪かったのです。射撃KIAやK/#で削れれば、モラル判定で6ゾロ振って消えたり、と。 【ターン終了時】 さすが“止まらない軍隊“の日本軍。イギリス軍の戦線を押し込んでいます。 しかし、この時点で盤上の兵力を数えてみると、5個分隊くらいしか見えません。すでに半数近くの兵力を失っているのです。 イギリス軍にも損害は出ているのですが、1個分隊が捕虜になり、1.5個分隊が混乱しているくらい。私は、この頃に密かに日本軍の兵力を数えていて、「日本軍は苦しいのでは?」と思っていました。 [バンザイ突撃と捕虜] バンザイ突撃をすると、敵の戦線へ食い込むことができます。他国の軍隊よりも。 すると、逃げ道のない混乱した歩兵がでてきます。「バンザイ突撃の歩兵が捕虜を取るのか?」と議論になりました。いくらルールを見回しても、捕虜を禁止するルールは見当たりません。ちょっと不思議(私の個人的な感想)な感じですが、バンザイ突撃をしていても捕虜は取ることで落ち着きました。 『2ターン:イギリス軍』 【移動フェイズ】 イギリス軍は右翼へ兵力を送ります。装甲車も丘から下りています。 ①ミスったのはLOSの見逃し。ジャングルと建物の間を抜けてLOSがあるとは見抜けませんでした。 【ターン終了時】 イギリス軍は右翼の抵抗線を築き終えています。右翼を守るとしたら、ここら辺りで守るしかないんじゃね。少々中央に兵力が溜まっているのは、気になるところです。 そんな感じで序盤が終わります。 (続)
#
by Chibaclub
| 2023-01-28 09:00
| ASLのリプレイ
|
Comments(4)
2023年 01月 27日
J128『OPIUM HILL』 ※aslscenarioarchivesより 背景:1942年2月14日:マラヤ、パシル・パンジャン※地名に関しては後述します: マラヤ攻略作戦において、日本軍は2月8日にシンガポールの北西部に上陸した。テンガ飛行場を占領した後、約1万3千人の日本軍は「隙間」と呼ばれるパシル・パンジャンに向かって南下した。 2月13日、目標地点に到達した日本軍は、英国人将校を中心とした現地の兵士で編成された第1マラヤ旅団の部隊と接触した。日本軍は大砲や戦車の支援を受けながら激しい攻撃を開始したものの、白兵戦を含む激しい戦闘の末に撤退を余儀なくされた。 さらに圧力をかけ、2月14日の朝、2度目の攻撃が行われた。双方とも大きな犠牲を払ったが、ついにマラヤ連隊はついに後退を余儀なくされた。その中の一隊であるC中隊は、「アヘンヒル」に向かって移動する命令を受け、最後の防衛線を形成することになった。 地図盤: 勝利条件:日本軍はゲーム終了時に、最低24VP以上を獲得していれば勝利。 それは南端からの脱出したユニットのVPを加える(捕虜は2倍にならない)。それに加えゲーム終了時に、49K9と49O7を支配しているとそれぞれに3VP、4N9の支配で2VPを獲得できる。 戦闘序列: イギリス軍:マラヤ旅団:38盤の4以上のヘクス、及び49盤に配置する。 1ターンに南端から進入する。 日本軍:第18師団:1ターンに北端から進入する。 SCENARIO SPECIAL RULES: 1.天候は普通、開始時に風はない。PTO地形は適用され、疎生ジャングルである(G2.1)[例外:全ての道路/橋/建物/材木置場は通常のように存在する。全ての建物は1階しかない]。オーバーレイは以下のように置く:Wd12は49D8-E8、Hi8は49K2-L1、OW1は49N10-N10。 2.5ターンの開始時点から、イギリス軍は弾薬減少となる(A19.131)。 【観光案内的なもの】 対戦の前に、色々と調べてみました。 まずは、ASLシナリオアーカイブスを参照に、対戦の勝敗数やどのような展開であったかを確認しました。そこにある対戦の展開や意見は簡易的なものですが、大いに参考になったりします。 その中で地図があり、戦場の位置を見てみたのですが、どうにもオカシイ。その位置はマレー半島の中央辺りで、クアラルンプールの少し南側になっています。 シナリオカードに記されている地名である「Pasir Panjang, Malaya」で検索すると、ASLシナリオアーカイブスの位置になります。 しかし日付からすると、どうにも違います。そこで、「Battle of Opium Hill」で検索してみると、それらしい記事が見つけられました。 YouTubeにも、その戦いの解説動画もあります。 そこから戦場を探っていくと、何とか正解らしい地点を見つけられました。今は記念館があります。 なお、動画には「この戦いの後に日本軍が病院で虐殺した」とあり、「サーセン」という気分になりました。 【事前方針】 [最初のステップ] まず上図のように考えてみました。 丘があるので、その上にMMG(中機関銃)とかMTR(迫撃砲)を持った2-3-7(半個分隊:以降HS)置くんだろうな。すると、前衛にHSを置いて、そのケツ持ちにLMG4-4-7(分隊:SQ)がいて、と。指揮官は9-1と8-0の2人しかいないから面倒だな、みたいな感じで進めていて。ここで一休みして、後日に考えることとしました。こうやって日を改めると、何気に見落としていたことに気が付いたりするんですよね。 [ダメ出し] その日の夜半に、早々に見落としは発見されました。PTO(太平洋戦域)が適用されるため、林はジャングルになるんですね。そして、ジャングルは2レベルの高さがあるんです。すると、丘の上からは死角が多すぎてしまいます。3レベルにいれば、ジャングル越しにLOSが通ることは通るのですが、かなり遠距離になり死角が多くなります。それに日本軍に詰められると降りられなくなってしまいます。それはイカン、と考え方を見直すこととなりました。 [二回目の思考] 上図が変更の後に考えてものです。 [日本軍を読む] 日本軍の攻撃経路は、赤矢印の2つしかありません(以降、日本軍は赤矢印、イギリス軍は青矢印にして。移動は実線、点線は射撃を表していきます)。竹藪(正しくは竹林:進入に全移動力がかかります)が邪魔するからです。 点線の経路がダメな理由も述べておきます。 左点線の経路は、クナイ(見た目は麦畑ですが、移動力が2MF/MPかかります)に足を取られるんです。このクナイを分け入って進んだら7MFかかりますから、突撃で1ヘクス進んだたしても、射撃位置にはつけません。しかも、指揮官付きのスタックでなければ、ここまで来れません。そしてクナイの出口に隣接するようにHSを置いておけば、断念せざるを得ないのです。右点線の経路は、右実線に比べて遠回りになるだけなんですよね。 さて、2つある経路のどちらが攻めやすいか、になります。 [勝利条件へ立ち戻る] ここで勝利条件をもう一度振り返ってみましょう。 日本軍は24VP(対戦直前の協議により、バランスを適用して22VPに減じられました)の獲得が必要です。日本軍は、北端(上側)から登場してきて、南端(下側)から脱出したVPを得られ。それに3つの建物の支配で合計8VPを得られます。 勝ち方としては、3両の軽戦車を突破させて15VP、それに勝利条件建物を全て支配して8VPを加える。そうすれば勝利条件に達します。歩兵の脱出は難しいため、考えませんでした。これが最も太い勝ち筋かな、と読みました。この後にハズレることとなります。 [経路の深読み] 上記の事情から日本軍の攻撃経路は、左実線が可能性として高い、と読みました。 そこで焦点になるのがAのヘクス。 日本軍としては、自軍の1ターンを終えた時点で、Aヘクスの先のクナイへと入っておきたいところ。そこで、そのヘクスはMTRとMMGの照準地域としました。MMGには9-1つきですから、4火力か6火力の-1DRMをお見舞いできます。MTRはDR6以下命中ですから、今一つの確率ですが、まあダメなら動けばいいかな、と。 右実線の経路も手当しておきましょう。 LMGをいい感じにおけば火線がちょうど7ヘクスで引けます。これは良くなくない? まあ、この火線も私のミスでハズレてしまうのですが。 [定石といえるもの] その他は、定石通りに配分しました。 前衛にHS置けば、その後ろに4-4-7のSQ(分隊)を置く、と。そして、予備的に後方へ4-4-7や2-3-7を置いています。 こうしてみると、歩兵戦力ではイギリス軍は日本軍よりも多いのでした。この兵力差も見落としていることです。 後は、当日に実際にマップとユニットを見比べて決めることにしました。PCで眺めていると、見落としや見逃しが多いので。それを考えると、PCでゲームをやっている方は、スゴイものですね。 さて、長くなりましたので記事は分割します。 次からは実際のプレイになります。 (続)
#
by Chibaclub
| 2023-01-27 14:46
| ASLのリプレイ
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||