SM01『LOST OPPORTUNITIES』
『3ターン:ドイツ軍』
【移動フェイズ】
ドイツ軍は、さらに詰めています。
①本当に牛さんが止まりません(本日三度目)。撃っても撃っても、ケロりとしているのです。そしてドイツ軍の先頭を突っ走っているのです(ただしくは3MFなので歩くくらいの速度です)。
[ルール協議]
この移動フェイズ中に、プレイ中の唯一といえるルールの確認がありました。
それは「牛を連れていても建物の迂回ができるか?」ということ。ルールには「建物へは入れない」とは書かれていても、それは「建物ヘクス」ではないのです。では、迂回中に連れているMMCが、PINしたり混乱したら、牛はどうなるのか?迂回中の車両のように留まる?それは不自然なような気がします。とりあえず、否定されていないため、迂回できることにして続けました。
【ターン終了時】
アメリカ軍は押し込まれています。
中央の9-1+MMGは抵抗したものの、白兵戦により除去されています。左翼も崩壊寸前です。
①7-4-7が道路へ飛び出し。
ドイツ軍がダミースタックと勘違いして、CX2-3-7を突撃させたヘクスには、7-4-7がいたのです。これが不意打ちをとり、2-3-7を除去したついでに、浸透で道路へとでています。白兵戦があった建物内にいても、良いことは見込まれません。そこで、せめて道路にいることでドイツ軍の前進を遅らせられないか、と。
ところが、この7-4-7が意外な活躍を見せます。
『3ターン:アメリカ軍』
【ターン終了時】
移動フェイズの画像もあるにはあるのですが、こちらのものと変化がありませんでしたので省略しておきます。
さて、アメリカ軍は少ない兵力で戦線を、何とかですが構築しています。
①予想外だったのは中央の7-4-7。
ドイツ軍の射撃を受けてモラル判定がピンゾロ。しかも戦意上昇とヒーローまで登場したのでした。まあ白鳥の歌なんですがね。
『4ターン:ドイツ軍』
【移動フェイズ】
【ターン終了時】
白鳥の歌していたヒーロー&7-4-7は、ドイツ軍に取り囲まれて除去されています。まあドイツ軍は、アメリカ軍を1つずつ排除しているんですね。なお、やっぱり牛さんは堅実に前進している模様
『4ターン:アメリカ軍』
【ターン終了時】

すでにアメリカ軍は一線を引くのが精一杯。
『5ターン:ドイツ軍』
【勝敗決定時】
ドイツ軍は、ここまで残っていたルノーとマーダーを投入。VBMフリーズでアメリカ兵を無力化。突破口を穿ったのでした。
この時点で失敗したなぁ、と思ったのは2つありました。
①1つは、7-4-7がWAを取ってなかったこと。
WAを取っていれば、ドイツ軍の何等かが隣接ヘクスへ入ってきたところで散布射撃をして。残留火力を残せたのでした。
②もう1つは、この位置は3-3-7でなく、7-4-7にすべきした。
ここも上記の同じような残留火力ができたのですね。
まあ、それでも残留火力は1だけでしたから、完全には止められはしないのですが。
【敗因の分別】
対戦を終えた後に、どのような戦い方ができたか、を話し合いました。
まず、ドイツ軍の前進は1ターン分早く、それはボカージュ死角地帯への手当がなかったから、という意見には両名とも異論はありません。そこで、どのような対応ができたか、については意見が合いませんでした。
ザ ハさんは、AとBに兵を配して。Aがボカージュ死角地帯を制圧して、Bにはバズーカ持ちを置き。Aへ戦車が突撃してきたら撃破を狙う、と。
私は、それではドイツ軍が2両投入すれば、Aの無力化は確実であり、そもそもBからバズーカが当たるのかは大いに疑問があるのです。
そして、この戦車たちが全く撃破できないなら、これらのアメリカ兵は開豁地を下がらざるを得ません。それは危険であり、防御側としたら避けたい事態です。
今、この記事を書いていて、私が思いついたのはCへ7-4-7を置いては、と。ドイツ戦車が寄ってきたら散布射撃により、残留火力を2ヘクスへ置く。後は、隣のDに3-3-7を置けば、後ろは取られることはない、と。
まあ散布射撃の際に萎縮してしまうと、残留火力は置けないところもでききたりしますが。
とにかく、バランスを適用してもアメリカ軍には辛いシナリオでした。牛さんもお強かったですからねぇ。
実際にプレイしてみると、つくづく実感できました。
[明日への置物]
この後に時間が余ったので、先月と同様にT08『AACHEN'S PALL』の対戦をしました。こちらは私の勝利でして。指折り数えてみると5つ負けてからの勝ち。やれやれ、でした。
さて、来月は朝鮮戦争の入れ替え戦ですね。頑張って考えるので、ザ ハさんよろしくです。
(了)